夢つなぎ人第3版
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「『ポンテ』はイタリア語で『橋』という意味なんです。ここが、人と人がつながる場所にしたいですね」と、まゆみさん。かせないものなんですよ」(和夫さん) 和夫さんは蕎麦を茹でる時、洗う時、そしてめんつゆにも、「あきしまの水」を使っています。ちょっとした作業にも良質な水が使えることが、味を左右するのかもしれません。 そして一方のまゆみさんにとっても、「あきしまの水」は珈琲を淹れる大事な素材の一つ。「あきしまの水」の味を感じられるおすすめメニューは、水出しアイス珈琲。「あきしまの水」に珈琲の粉を10時間つけて作ります。ドリップをしない分、水のおいしさを感じられると思いますよ」(まゆみさん) まゆみさんは、珈琲豆を焙煎する前に、かたちが崩れたものや色の変わったものを手作業で丁寧に取り除く(ハンドピック)。ホット珈琲を淹れる時のお湯も適温で。そうした細かな気配りがあるからこそ、雑味の少ない珈琲ができるそうです。扱うものは違えど、お二人に共通しているのは強い探究心。好きなものをとことん究めようとする姿勢は、互いに刺激になっているそうす。 矢崎さんご夫婦が大事にする「あきしまの水」。それは二人にとって暮らしの一部であり、こだわりを持つ二人に選ばれた、価値の高い水でもあるようです。9

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