夢つなぎ人第4版
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自分では言い出せなかったんです。でも断捨離が得意な妻が『変えよう』と言ってくれて(笑)」と剛さん。「お父さん、お母さんは悲しい気持ちもあったと思いますが、我慢してくれたんです。おかげで、私たちの理想のお店ができました」と麻美さんは振り返ります。 そして平成29年に今のお店が出来上がりました。店内に置いた広いテーブルでは月に数回、和菓子づくりのワークショップを開催。すぐに満席になる人気ぶりです。市内外のイベントにも積極的に参加します。雑貨店のようなケーキ店のような、温かくセンスの光るディスプレー。びんの中に入っているのは和菓子の琥珀糖。和菓子ワークショップの様子。「小さいうちから和菓子に親しんで、好きになってほしいんです」と麻美さん。「以前は『お団子屋さん』『おまんじゅう屋さん』と言われていたが、『和菓子屋さん』と言ってもらえるようになった」と剛さん。12

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