夢つなぎ人第4版
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地域の人や素材とつながる 昭島市の商工会が開催するミニ講座「まちゼミ」では、講師として和菓子づくりを指導。「第50回昭島市産業まつり」では市内の和洋菓子のお菓子詰め合わせ「AKISHIMAアソート」に「あきしまくじらの和三盆」と琥珀糖を提供しました。地域で出会った人のつながりから昭島の地卵「美うま味くて多たまらん摩卵」を使ったカステラ、あきる野市・近藤醸造(キッコーゴ)の醤油と竹炭を配合した「東京黒カステラ」も生まれ、人気商品になりました。「そのまま水道水」昭島ならでは そして、お菓子づくりに欠かせない地元の素材が、「あきしまの水」です。「引っ越してきたとき、水道から出る水をそのまま飲めることに驚きました」と麻美さん。「今は洗い物にもお菓子にも水道水を使いますが、以前勤めていた和菓子店では、水道水は洗い物だけ。お菓子に使う水は浄水器を通した水を使っていました。僕は昭島育ちなので『なんで水道の水を飲まないの?』という感じでしたね。あんこを炊くときなどは水を大量に使うので、おいしくて、水道料金が安いのも助かります(笑)」と剛さん。 シンプルな素材から生まれる和菓子だからこそ、「あきしまの水」の恵みが生き、お二人のアレンジも無限に続いていくようです。13アキシマクジラ「エスクリクティウス アキシマエンシス」の形を細かに再現した「あきしまくじらの和三盆」。

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