夢つなぎ人第4版

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自然へいざなう森のエキスパート　臼井さんと山本さんは、昭島市が毎年開催している「奥多摩・昭島市民の森」での「森林教室」で、参加者に樹木整備や自然観察の仕方を教える活動をしています。　お二人は、「森林インストラクター」という資格を持つ森林の専門家でもあります。臼井さんは、父親が生物の教諭で幼いころから植物採集などをしていました。ご自身も、大学では生物学を専攻。緑花文化士などの資格も持ち、広く自然に関わる活動をしています。　山本さんは夫婦で山登りや国内外の旅行を楽しむうちに自然に興味を持ちました。「娘と一緒に、より近くで自然とふれあいたい」と森林教室に参加するうち、インストラクターとして活躍するまでになりました。市民の森から地球環境へ　森林教室では、第１回目に植林した広葉樹林の枝打ちをしたり、採集した木の実などを使って工作をしたりして過ごします。「市民の森は小さいのですが、少しの土の中にもたくさんの生き物がいます。ここから地球全体の環境を考えることにつなげたいです」と臼井さん。19

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