Hi,あきしま第40号
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2 昭島市のイクメンをさがせ!!特集特集 昭島市のイクメンをさがせ!!ただいま、子育て奮闘中のパパにインタビュー荒澤 直澄 さん(37歳)小4女児、年長の女児の父大神町在住 路線バスの運転士初の育休取得者仕事がシフト制なので、学校や保育園の行事に合わせられますし、休暇も取りやすい職場環境です。私は子どものイベント、行事重視なので、はっきりそう言って休みを取ります。それを上司も同僚も皆受け容れてくれる会社です。それには、普段から誰も入れない時に進んでシフトを入れるなどして信用してもらえているからだと思います。なんといっても、私が営業所初の育児休暇を取得した男性社員です。下の娘の時、1カ月半の育休を取らせていただきました。パパ育児のメリットパパが育児する最大のメリットは、やはり遊びがダイナミックなところではないでしょうか。高い高いをしたり、ジャイアントスイングをしたり、男性の腕力が活かせる場面も多いかと思います。男性が育児に参加すると、けっこう子どもたちのヒーローになれるものです。もちろん腕力だけではなく、小学校の本の読み聞かせ授業には100%参加しています。カブトムシマニアなので、カブトムシの本を読んで、全員にカブトムシをプレゼントしたこともあり、とても喜ばれました。昭島市には、まだまだけっこうカブトムシがいますよ。保護者会に出席娘の小学校の保護者会にも積極的に参加しています。PTAの役員をしているお父さんでもなかなか保護者会には参加されませんが、私は子どもの生活、子どもの全てを知りたいと思うのです。最初は保護者会に父親は私一人だけで、かなりのアウェイ感を覚えましたが、学校に関わると見る世界が変わるのですね。先生のこと、親のこと、行事のことなど、いろいろ表面的なことではなく本質的なことが分かり、本当の意味で子どもと向き合えるのだと思います。子どもの世界全体を共有する私は子どもの成長に伴い、できる限り子どもたちと同じ景色、同じ時を共にしたいと考えています。自分の娘たちの見ている景色を一緒に見て、同じ空気を一緒に吸う。自分の子どもだけでなく、同じ時代、同じ場所に生まれ育つ地域の子どもたち皆全員に特別な思い出を作りたいと考え、行動しているつもりです。そうすることで、自分の子どもの性格や立ち位置も分かってくると思うのです。私が言いたいのは、自分のお子さんの世界全体、友達関係を含め、全てを愛して欲しいということです。子育ては癒し仕事の疲れというのは、主に心が疲れているのだと思います。私の場合、子どもと遊ぶことで心が癒されるので、子育てを使命感のように感じたことは一度もなく、楽しいから、癒されるから積極的に子どもと遊んでいます。とにかく子育てを難しく考えずに、まずは本気になって子どもたちと遊ぶことだと思います。野球やサッカー、ザリガニ捕りやクワガタ捕り、なんでも良いのです。大人が本気になって子どもたちと向き合えば、それが子どもにとって特別なことであって、それが子育てなのだと思います。

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