Hi,あきしま第42号
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6Hi,あきしま1 全体的な評価同プランの推進は、市の事業としてこれまで一定の実績が積まれていることもあり、全体として概ね及第点に達していると認められます。評価基準項目を昨年度と比較すると、「優:9」(昨年と同じ)、「良:12」(1増)、「可:3」(1減)となっていますが、他方いくつかの事業では課題も見受けられます。2 今後重点的に取り組むべき課題⑴ ワーク・ライフ・バランスの取組み強化特に、事業所への支援、啓発の取組みが不十分で、施策の狙いが達成されていないとの評価となりました。これらの事業は、男女共同参画社会の実現に直結する市の重要課題でもあります。一人ひとりの市民が、社会の一員として人間らしく生きることを可能にするとともに、女性の社会参加も促進します。啓発の第一歩として、優れた取組みを行っている企業の事例紹介や講演会による働きかけなど、積極的な取組みを期待します。⑵ 男女共同参画センターの整備同センターは平成31年度に開設が予定されています。これが整備されることにより、現在行われている「女性悩みごと相談」などの相談機能や情報提供機能などの充実が図られるほか、活動や交流の場としても利用範囲が拡充するなど、男女共同参画推進事業の取組みが大きく前進することを期待します。⑶ 市民意識調査の結果の活用事業計画の中間年(平成27年度)に「市民意識調査」が実施され、施策の推進状況や認知状況が調査されました。この結果、「11の目標指標」のうち、目標に達していない施策については、今後、推進向上のため更なる取組みが必要です。また、市民の認知度が低い事業「情報誌(28%)」「講演会・セミナー(8%)」「参画ルーム・おあしす(6%)」などについては、今後一層の広報活動強化、意識啓発等について推進を期待します。⑷ 評価方法の見直し担当課の主要事業の記載は出来る限り数値目標に対する進捗の数値化、前年実績の記載など分かりやすい記載に努めていただくよう期待します。また、当委員会の評価基準も「秀・優・良・可・不可」となっていますが、基準があいまいで分かりにくいことから、見直す必要があると考えます。昭島市では男女共同参画社会の実現のためにプランを策定し、様々な施策に取組んでいます。施策の推進状況を、市民公募委員を含めた8名の委員からなる推進委員会で評価しています。平成27年度に同委員会から評価結果が報告されましたので、その概要をお知らせします。昭島市男女共同参画プラン平成26年度評価報告書(概要)

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