Hi,あきしま第44号
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座談会の様子「みっけ!」の活動の様子3●「家事」に「子育て」そして「個性を生かし」地域で活躍するママさんたち特集Hi,あきしまただし、「家庭が基本」と私が決めて、家事も手抜きをしないようにしています。子どもたちも夫も外に出てがんばって、疲れて戻ってきて家庭で充電して、また外に出ていくわけですし、その家庭を守っているのは自分、という信念です。H:夫は、私が何をしているのか、初めはよく分かっていなかったと思います。次第に、ボランティアで活動しているのだと理解してくれるようになりました。外に出て生き生きと活動するためには家庭がベースという考えは、私も同じです。家事は基本的にはきちんとやりたいと思っていますが、できない時もあります。そういうときは、手抜きもします。自分が無理をしたら、自分がやっていることを自分が否定することになってしまいますよね。そんな時も、夫は特に何も言いません。家事ができていなくてもあまり気にならないようですし、本人は家事が苦手で、手を出しても私がやり直してしまうのもわかっているのかも。お願いしたことは、やってくれますね。活動を始めてからの、 ご自身の変化はありますか?T:活動が始まる前はドキドキしますが、始まってしまえば共感してくれる方や活動に参加して下さる方の期待に応えられるようがんばりたいという気持ちになります。それに私自身もそとあそびが好きなので、楽しんでやっています。H:活動の中で人と関わることが多いと、あちこちで関わりができてきて、忙しくなってきます。時々、中途半端かなぁと思うことはありますが、充実している毎日を過ごせていると思います。子どもは現在、思春期真っ只中ですが、私の後ろ姿を見てくれているのではないかと思います。「ママRing」のおかげでいろいろな活動が増えて、他の人から我が子も育ててもらっていると常日頃感じています。W:今では子ども会の活動などいろいろ広がってきました。子ども会の活動を見ていると、お父さんたちが子どもたちにいろいろ教えたりすることもあるので、いい経験になるのではないかと思います。今では、夫も地域に連れ出していきたいと思うようになりました。お子さんが小さくて大変な時の、 ご夫婦の工夫は?H:特に話し合っていませんが、おそらく、とても私の行動を見ていてくれたのだと思います。そして、買い物や休日などの様々な場面で、私が息を抜くところを作ってくれていました。子どもが3ヶ月くらいの時に、一度仕事に復帰したので、子連れで出勤するなどかなり大変でした。その時、家では夫がずいぶん家事・育児をやってくれました。料理はできませんが、子どもの面倒を見てオムツを替えてくれたり、お風呂掃除や洗濯をしてくれたりで、私はそれほどしんどかった記憶はありません。やはり母親の方が子どもと長い時間一緒にいるというのはありますが、あの時期に関わってくれたのは助かったなと思っています。W:夫は人見知りなのか、人と話したり一緒に動いたりするのは苦手のようです。それでも、家では「たけのこ」の影響か、キャンプなどもやるようになりました。T:夫は、自分の面倒も見られないような人でした。子どもが小さい頃は、子どもは可愛いと思うけど、その世話をしたり家事の手伝いをしたりというところに考えが全く及んでいなかったようでしたので、私は諦めていました。みなさんが 大事にしていることは?T:「ちびっこクラブ」のスタッフを始めた時、夫は当初、忙しくなるだけだからやらなくていいのではないかと言いました。下の子がよく熱を出す子だったので、夫は心配して反対したようです。でも私は、人の役に立てるのは嬉しいことだし、そういうきっかけをもらえるのに応えたくて、始めました。だんだん子どもも手を離れて、「みっけ!」の活動もできるようになりました。

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