Hi,あきしま第44号
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「ママRing」の活動の様子4Hi,あきしま「家事」に「子育て」そして「個性を生かし」●地域で活躍するママさんたち特集でも、今ではずいぶん変わりました。いろいろ大変なことを乗り越えて、夫婦をやってきて良かったと思っています。夫とは、もう身体は成長しないけれど、人間としてお互い少しずつ成長しているよね、と話しています。夫にとっては、休日は自分の身体を休める日なので、わざわざ土日にやっている「たけのこ」のファミリーデーに参加することはなかったです。私もそれはそれで良いと思っています。夫が忙しくて疲れているのはわかるので、休んでもらい、私は「目の前の子育てを頑張りたいので「たけのこ」で炊飯やりますよ。」っていう感じです。相互理解も素晴らしく、みなさん、 とても楽しんでいらっしゃるよう ですが?W:いろいろ関わりが増えていくと、大変だけど関わることが楽しいと思うようになりました。自分が活性化される感じがします。H:子どもが産まれたことによって、私も夫も成長していると感じます。たとえば、子ども会ですが、最初は夫の方が先に関わり、そのあと私も参加するようになりました。このような地域での活動は、学校での交友の広がりなど、様々な刺激があって、私は楽しかったです。家族でこうした地域の活動に参加することによって、夫も地域に入りやすくなったと思います。今、夫はソフトボールのチームに入って活動しています。お互いに地域での関わりができて良かったと思っています。T:確かに子育てという目的があって、お互いが助け合おうという、結束ができている気がします。今、そして、これからについて 思うことは?T:子どもが産まれて、正直でいなければいけないと思うようになりました。そのためには、ありのままの自分で子育てすることが、すごく自分が楽になることではないかと思います。そして自治会や子ども会など地域の中で、未熟な私を認めてもらいつつ、自分の子どもも育ててもらえるのがとてもありがたいと思っています。H:以前は今のような活動をすることになるとは全く思っていなかったわけですが、子育ての活動から始まり、地域の活動、そして防災・防犯活動など家族として生きていく上での話が出てきています。今まで私がやってきたことは間違いではなかったと、今日お話して改めて感じています。これからも地域との繋がりを大事にしていきたいと思います。W:今では、学校のPTA活動もやっていますので、そちらが一段落したら、今度は地域の活動にも入りたいと思っています。私は長女が1歳のときに昭島に引っ越してきたのですが、今やっている活動は、その当時のことに繋がっているのだなと感じました。今回の座談会では、家庭や家族関係のことについて、他のお家のことをお聞きして、いろいろ発見もあり、楽しかったです。T:それぞれスタイルが違うというのが面白いですよね。家庭も、それぞれの家で違っていていいんだと改めて思いました。夫婦や家族のスタイルはそれぞれあり、更に、ご家庭ごとに常に変化していることを今日は実感しました。座談会を終えて市内には子育て中のママさんたちのグループがたくさんありますが、今回お話を聞いた方たちは、もとは「たけのこ」という子育ての仲間でその中で様々な経験、悩みを共有しながら育ったママさんたちでした。そのママさんたちの中から「みっけ!」のように自らグループを立ち上げ仲間を集い、家事を行いながらグループの運営管理まで頑張っているママさんや、「ママRing」のように仲間と立ち上げた例もあります。また、妻の子育ての大変さを見た夫が子育てグループを探し、妻に入会を勧めるなど夫婦で子育てに取り組んでいました。子育てグループ内の活動にとどまらず地域のボランティア活動まで輪を広げて活動しているご夫婦もおられるなど、まさに男女共同の活動を垣間見ることができました。活動が自分の子育てからグループ内の子どもたちを相互にケアし、また、新しいグループを立ち上げ、仲間を増やし、さらにはグループの外での地域ボランティア活動までママさんたちの活動が拡大してきました。このような素晴らしい活動は夫婦の相互理解、共同の活動があってできたことです。市では、「男女共同参画プラン」を進めることにより、男女共同の活動を応援していますが、このような相互理解に基づくご夫婦こそが目指す姿なのではないでしょうか。

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