Hi,あきしま第44号
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6Hi,あきしま2 平成27年度の施策推進に対する評価結果(平成28年度に評価を実施)「昭島市男女共同参画プラン」の平成27年度進捗状況の評価については次のとおりです。評価は当初の5段階評価を当該年度から「優」「良」「可」「不可」の4段階に改めたことから、厳しい評価となりました。平成27年度の評価割合はグラフのとおりです。なお、推進項目数は全体で256件ですが、それをまとめた主要施策24項目について評価しました。この中で、「不可」評価となった「市内在住外国人に対する男女共同参画意識の普及」および「女性のエンパワーメント等を目的として講座等を開催し女性の人材育成と活用を促進する」施策については、より一層の取組推進が求められます。3 今後の課題の整理過去5年間の取組に対する評価および平成27年度に対する評価と併せ、推進委員から今後の課題について以下の通り意見が寄せられました。〈課題1〉ワーク・ライフ・バランスの取組強化この項目は、男女共同参画社会の実現に直結する市の重要課題でもあり、育児や介護を分担しながら一人ひとりが人間らしく生きることを目指すものであります。まず市が率先して取り組むことが民間企業での取組を加速させるものと考えられますが、なによりも「ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業の認定・公表」など、市内事業所に対する積極的な働きかけを期待します。〈課題2〉男女共同参画センターの整備同センターの整備により、各種相談機能や情報提供機能の充実、また活動や交流の場としての利用拡大など、男女共同参画事業の取組が大きく前進することを期待します。〈課題3〉男女共同参画事業の認知度を高める取組全体として市民の認知度が低く、さまざまな取組が効果に繋がらない面があります。情報誌「Hi,あきしま」の紙面充実、市ホームページへのコンテンツの取り上げなど広報活動に一層の力を傾注されることを期待します。〈課題4〉評価方法の見直しこれまでも、目標達成に向けて推進状況報告書の見直しを重ねてきましたが、市としても達成段階が把握できるよう、また市民にもわかりやすい資料となるよう、今後も継続的な見直しをお願いします。「良」15項目「優」2項目「可」5項目「不可」2項目■優 取組が着実に推進されている■良 取組による効果が認められる■可 これまでに取組内容に変化が見られない□不可 取組が進んでいないこの評価報告書を踏まえて、編集委員としては、「プラン」の認知度を高めるために、本誌の果たすべき役割が極めて重要であることを改めて認識しました。本誌が市民の皆様に広く読んでいただけるよう、今後とも努力していきます。

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