Hi,あきしま第44号
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7Hi,あきしま1 市民意識調査の結果および5年間の取組実績下表は、「男女共同参画プラン」策定時に掲げた11の目標指標の達成状況を表しています。着色部分が市民意識調査の結果を反映したものです。この5年間の取組について、市民の皆様はどのように認識され、実績はどうであったのかを示しています。これを見ると、過去5年間の取組の結果、プラン策定時に比べ諸施策の推進が図られ、一定の成果をあげています。一方、市民意識調査の結果は逆に目標値を下回っており、未達の項目が多くなっている状況で、プラン策定時より現状値が下回っている項目もありました。特に、『「昭島市男女共同参画プラン」を知っている人の割合』を見ると、現時点で10.3%に過ぎません。この「プラン」は男女共同参画事業を進める上で最も基本となるものであることから、詳細は知られていなくても、その基本的位置づけはより広く知っていただく必要があると思われます。また、男女平等意識の根幹ともいえるDV関連の認知度もようやく3割を超えたところです。男女の間で、どのような相互関係がDVに当たるのかの認識はとても重要なことです。日ごろのお互いの言葉遣いがDVに該当することも往々にしてあるのです。昭島市男女共同参画プラン計画前半期の実績と平成27年度評価の報告(概要)市の「男女共同参画プラン」は、男女共同参画社会の実現を目指して平成23年度から32年度までの10年計画で進められています。市では、昭島市男女共同参画推進委員会を設置し、施策の推進状況を多方面から検証し、その結果を年次評価報告書としてまとめています。平成28年度はプランの前半期評価も併せて実施しました。ここでは平成27年度評価報告書の概要を紹介します。施 策 の 方 向目   標   指   標プラン策定時現状値目標値(平成27年)人権が尊重される社会づくり*「男女共同参画社会基本法」を知っている人の割合9.3%16.6%20.0%男女平等意識の醸成*男女の地位について「対等になっている」と思う人の割合[女性]39.9%33.8%45.0%[男性]50.0%45.8%55.0%男女平等教育・学習の推進講座等における男性参加者率12.7%19.4%20.0%あらゆる暴力の防止*「DV防止法」を知っている人の割合33.7%31.1%40.0%配偶者等からの暴力などによる被害者への支援体制の確立*DVの被害を受けた人のうち、「相談した」人の割合[女性] 33.0%32.8%50.0%[男性] 2.9%27.6%10.0%生涯を通じた男女の健康支援健康教育事業参加者数[女性]1,257人987人1,330人[男性] 221人153人270人働く男女の就労環境の整備*「仕事と家庭生活をともに優先している(両立)」人の割合[女性]21.1%18.5%25.0%[男性]29.1%20.3%32.0%仕事と家庭生活の両立支援保育園の定員数2,467人2,783人2,530人学童クラブの定員数940人1,359人1,050人政策・方針決定過程への男女の参画審議会等における女性委員の割合29.2%26.7%35.0%地域社会への男女の参画自治会長への女性の参画率5.1%7.0%8.0%計画の推進*「昭島市男女共同参画プラン」を知っている人の割合6.0%10.3%15.0%※プラン策定時の数値は、平成21年度実績又は平成22年4月1日時点※現状値の数値は、平成27年度実績又は平成28年4月1日時点、なお目標指標の*記号の数値は、平成27年度実施の市民意識調査による。男女共同参画プラン 11の目標指標の推移目標Ⅱ目標Ⅰ目標Ⅲ目標Ⅳ

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