2014年4月1日号
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2昭島市役所☎544-5111(代表) 本年度は、第五次総合基本計画4年目の年となります。PDCAサイクル(※1)の中でしっかりと確認しながら、計画初期の着実な対応を中期につなげ、アプローチから安定飛行に移った計画実現の取り組みを更に確実なものとし、「元気都市あきしま」のまちづくりを大きく進める大変重要な1年となります。 また、本年は、昭島市が市制を施行してから60周年という記念すべき年でもあります。昭島市を築いてきた多くの先達の御苦労をねぎらい、市民の皆様とともに、昭島市の還暦をお祝いしてまいります。 市の行財政を取り巻く環境は、今しばらくは大変厳しい状況が続くものと予想されていますが、私たちには、先人から受け継いだ昭島のまちを更に発展させ、次の世代にしっかりと引き継いでいく責務があります。 本年度におきましても、市民の皆様と手を携えながら、市民と行政が共通の目標として掲げた、人も、まちも、緑も、健康・健全で元気な昭島のまちづくりを、力強く前進させていきたいと考えています。 そのため、次の5点を重点として本年度の行政運営を進めていきます。  健康でいきいきとして充実した日々を過ごすためには、市民一人ひとりが、自らの健康は自らが守るという意識を持ち、予防を重視した健康づくりを実践していかなければなりません。その基本となるのは、スポーツによる健康の維持・増進や体力づくりです。本年度も、チャレンジデーに参加し、市民の皆様とともに、昨年度を上回る参加率と3年連続の勝利を目指していきます。 次に、子どもと子育て支援についてです。子どもの健やかな育ちを支援することは、未来への投資でもあります。引き続き、保育所や学童クラブの待機児童の解消を進め、子育てがしやすいまち昭島の実現に向け、子育て支援策の充実強化に努めます。 また、子ども・子育て支援新制度の実施に合わせて、認定こども園の整備を進めるとともに、子ども・子育て支援事業計画の策定を進めます。 次に、高齢者福祉についてです。高齢者福祉の基本は、高齢者が、住み慣れた地域で、尊厳ある自立した生活を続けていけることです。高齢化が本格化する平成27年度以降への適切な対応を確保するためにも、高齢者の生きがい対策や介護予防対策などの充実強化に努め、高齢者がいきいきと暮らすまち昭島の確かな実現を図ります。 また、27年度に予定されている制度改正の動向を十分注視しながら、第6期介護保険事業計画・高齢者福祉計画の策定を進めるとともに、特別養護老人ホームの整備や地域包括支援センターの機能の充実強化などについて早期実現を図ります。 次に、障害者福祉についてです。本年度は、障害者総合支援法の理念に即した計画的な福祉施策の提供を図るため、第4期障害福祉計画の策定を進めるとともに、引き続き、障害者福祉サービスの充実強化に努め、みんなで支えあう共生のまち・昭島の実現を目指します。 次に、児童発達支援についてです。児童発達支援は、障害のあるなしにかかわらず、日常生活における基本的動作や知識・技能の習得、集団生活への適応などについて、適切な支援が受けられるようにする取り組みです。本年度は、児童発達支援センターの整備も視野に入れ、本市の基本的な考え方を取りまとめる児童発達支援計画の策定を進めます。重点的な取り組み1 子育て・子育ちを支援し、健康と福祉を推進するまちづくりへの取り組み平成26年度の市政運営の基本方針市議会定例会(2月28日から開催)の初日に、北川市長が市政運営の基本方針を、木戸教育長が教育施策推進の基本的考え方を表明しました。その概要をお知らせします。昭島市長 北川穰一※1= Plan(計画)↓Do(実行)↓Check(評価)↓Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する取り組み

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