2014年4月1日号
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5広報あきしま 平成26年4月1日号学校教育生涯学習1確かな学力の定着 学校教育推進計画を基本に、最終年度となる本年度はこれまでの2年間の検証を行い、目標達成に向けて教育を進めます。 国・都や昭島市独自の学力調査の結果をもとに、授業改善を行い、習熟度別指導を徹底し、児童・生徒が自ら課題を解決しようとする意欲や能力を身につけるよう指導します。 教員の指導力向上のため、初任者研修や2・3年次研修のほか、特別支援教育に関する研修も行うなど、研修の充実に努めます。 特別支援教育においては、障害のある幼児・児童・生徒一人ひとりに、適時、適切な支援をするため、関係機関との連携を強化するとともに、保護者や地域への啓発を図りながら、総合的な支援体制を構築し、特別支援教育推進計画の着実な推進に努めます。また、通級指導学級に通う児童・生徒を対象に、巡回指導を新たに実施します。これは、通級指導学級での担任教員が、児童・生徒の在籍校を訪問して学習指導を行うものです。2豊かな心の醸成 児童・生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、いじめ防止対策推進基本方針を定め、未然防止や早期の適切な対処に努めます。 また、中学1年生に加え、新たに小学5年生全員を対象に教育相談を実施します。3健やかな体の育成 運動習慣を定着化し、児童・生徒の体力向上を図るため、1校1取り組みやオリンピック教育推進校の取り組みを実施します。4輝く未来に向かって 環境教育では、地球環境問題への関心を深め、児童・生徒の省エネルギー意識を高めます。 国際理解教育では、英語によるコミュニケーション能力の育成を図るため、ALT(外国語指導助手)派遣事業をはじめ、小学生英語チャレンジ体験事業、中学生英語スピーチコンテスト、中学生海外交流事業を継続し、新たに中学生英語キャンプ事業を実施します。 そのほか、帰宅困難者対策として、教職員及び児童・生徒用の備蓄食糧を購入します。5学校施設の整備 学校統合に向けたつつじが丘北小校舎増築等工事や、中神小除湿温度保持機能復旧工事などを実施します。 学校施設の天井材などの耐震化については、拝島第二小、昭和中、清泉中、拝島中の体育館の改修工事を実施します。 また、校庭の芝生化については、拝島第二小で拡張工事を実施します。 なお、学校給食については、共同調理場の再整備などの課題を検討します。教育長 木戸義夫平成26年度教育施策推進の基本的考え方 教育委員会では、教育振興基本計画をもとに教育を推進しています。 学校教育では、学校、家庭、地域との連携を一層深めながら、児童・生徒がグローバル人材として成長していくことができるよう努めます。 生涯学習では、市民相互と地域のつながりを育てる生涯学習の実現に向け、第二次生涯学習推進計画の推進を図ります。1 家庭・地域の教育力向上と活用 子どもと親の家庭教育講座や家庭教育セミナーを実施し、家庭の教育力向上に努めるとともに、地域の方々に協力をいただき、土曜地域ふれあい事業を引き続き実施します。2市民の学習活動の振興 幅広い年代の図書館利用を促進するため、第二次子ども読書活動推進計画に基づき中学高校生の読書フォーラムなどを実施して読書活動の活性化を図るほか、高齢者向けの啓発講座を実施します。 公民館事業では、第7期市民大学の1年次を開講するほか、課題別の各種講座を開催します。 社会教育複合施設については、課題を一つずつ解決し、基本方針・基本計画に基づいて建設を進めます。3 市民のスポーツ活動の振興 スポーツ振興計画に基づき、生涯スポーツ活動の振興を図り、市民の健康づくり・体力づくりを推進する昭島チャレンジデー2014を実施します。 また、オリンピック開催決定を受けて、スポーツ力向上事業を新たに実施します。4 市民の文化芸術活動の振興 市民文化祭などを実施するほか、市制施行60周年記念事業として、アキシマクジラの研究者による講演会、第九演奏会などを実施します。

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