2014年6月1日号
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7広報あきしま 平成26年6月1日号図3 市有財産土   地55万5456㎡(学校・公園ほか)建   物21万9027㎡(学校・市庁舎ほか)貸 付 金1億円 (土地開発公社)出資による権利1億1994万円(昭島市育英会ほか) 特別会計は、特定の事業を行う場合に、その運営や経理を明確にするため、一般会計とは別に収支を管理する会計です。 各会計の歳入・歳出予算の執行状況は表3のとおりです。 行財政の健全化に向けて 積立基金(貯金) 積立基金は、家計でいう貯金のことです。財源の不足に備えるためや、将来計画している事業のために積み立てている資金で、金融機関への預金などで運用しています。現在高は表1のとおりです。 市有財産 市が保有する土地や建物などの財産は図3のとおりです。 市債(借金) 市債は、家計でいう借金のことです。小・中学校や道路・公園などの公共施設は、長期的に利用するものであり、整備・改修には一時的に多額の資金が必要です。その資金を将来の市民の皆さんにも公平に負担していただくという考えで、借り入れを行っています。現在高は表2のとおりです。 市税負担、 市民サービスなど 市民の皆さんが納めた市民税や固定資産税などの市税負担額とそれに対して市が行う市民サービス費用、また、貯金、借金の1人当たり・1世帯当たりの金額は図4のとおりです。 市民サービス費用は一般会計の支出額のことで、市税負担額との差額は、国・都からの支出金などで賄われています。表1 積立基金(貯金)基金の種類現 在 高財政調整基金32億 24万円特定目的基金35億3178万円そ  の  他11億1749万円合  計78億4951万円※ 財政調整基金=財源の不足に備えるための基金(家計でいう貯金など)※ 特定目的基金=公共施設整備など特定の目的のための基金(家計でいう学資保険や住宅購入資金積立など)表2 市債(借金)区  分現在高(元金の残高)一般会計建設事業債109億3506万円赤字地方債108億 768万円下水道事業債55億2516万円合  計272億6790万円※ 建設事業債=学校・道路・公園などの公共施設の整備・改修のための借入金※赤字地方債=財源の不足を補うための借入金※ 下水道事業債=下水道施設の整備のための借入金表3 平成25年度特別会計 歳入・歳出予算の執行状況会  計  名予算現額収入済額(収入率)支出済額(執行率)国民健康保険129億7877万円120億3968万円(92.8%)115億2743万円(88.8%)介護保険72億 944万円69億9405万円(97.0%)65億3603万円(90.7%)後期高齢者医療18億5629万円18億5147万円(99.7%)18億1900万円(98.0%)下水道事業32億5839万円24億 910万円(73.9%)20億5351万円(63.0%)中神土地区画整理事業3億7729万円3億6024万円(95.5%)2億5312万円(67.1%)合    計256億8018万円236億5454万円(92.1%)221億8909万円(86.4%) 25年度は、景気回復の兆しが見られたものの、個人所得の伸び悩みなどにより、歳入の中心である市税については顕著な回復に至りませんでした。こうした中にあっても、市は、安全で安心なまちづくりへの取り組み、健康や福祉の充実、大規模建設事業の推進などさまざまな財政需要に対応してきました。 26年度も、これらの財政需要に対応するため、基金の取り崩しと赤字地方債の借り入れにより20億7000万円の財源不足を補わなければならず、引き続き厳しい財政状況にあります。 しかし、市民サービスの維持・向上を図るためにも、第四次中期行財政運営計画(24〜28年度)に基づいて事務事業の見直しを行い効率化を図るとともに、更なる行財政の健全化に向けた取り組みを進めます。☆詳しくは、財政係へ。特別会計 図4  市民1人当たり・1世帯当たりの市税負担額、市民サービス費用、貯金、借金平成26年3月31日現在の市税収入額、一般会計の支出額、積立基金現在高、市債現在高を人口と世帯数で割ったものです。【市民1人当たり】【1世帯当たり】16万4681円市税負担額35万9859円31万8944円市民サービス費用69万6953円6万9592円貯  金15万2072円24万1752円借  金52万8274円※ 26年3月31日現在 人口:11万2793人 世帯数:5万1617世帯

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