広報あきしま10月15日号
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4昭島市役所☎544-5111(代表) 地方公共団体の財政破綻を防ぐために国が定めた基準により、市では各指標を公表しています。これは「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づくものです。この指標が「早期健全化基準」を超えると財政健全化計画の作成などが義務付けられ、悪化した市の財政を建て直すことになります。 平成25年度決算における一般会計及び特別会計の赤字額はなく、「健全化判断比率」は表1のとおりとなりました。4つの指標はいずれも早期健全化基準を大きく下回り、「健全」という結果になりました。 また、水道事業などの公営企業の事業規模に対する赤字額の割合を示す「資金不足比率」は表2のとおりです。いずれの会計も赤字額はなかったため、経営平成25年度決算に基づく財政の健全化判断比率・資金不足比率を公表健全化基準を下回り、「健全」という結果になりました。昭島市の財政は「健全」でも「厳しい状況」※ いずれも、市の財政規模に対する①一般会計の赤字額の割合、②特別会計などを含めた全会計の赤字額の割合、③全会計の借金の返済に充てた税など一般財源の割合(3か年平均)、④地方債(借金)残高など将来負担すべき実質的な負債の割合です。※ ①・②は赤字の程度を示す指標のため、黒字の場合は△(マイナス)表記となります。表1 健全化判断比率の状況      (★=昭島市の値)財政悪化①実質赤字比率② 連結実質赤字比率③ 実質公債費比率④将来負担比率財政健全早期健全化基準財政再生基準35.0%25.0%01.4%350.0%01.6%20.00%12.40%0△6.42%30.00%17.40%0△24.94%表2 資金不足比率の状況      (★=昭島市の値) 各指標の数値は、市の財政状況が「健全」であることを示す結果となりました。 しかし、黒字決算ではあるものの、2・3ページでお知らせしたように、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は91・5%と高い水準にあります。これは新たな施策の開始などに対応しにくいことを意味しており、健全化判断比率が良好であっても余裕はない状況です。 今後も安心・安全なまちづくりへの取り組みや、市民の健康づくりの推進など、元気都市あきしまの確かな実現に向け、更なる行財政の健全化に取り組んでいきます。☆詳しくは、財政課へ。平成27年4月に開設予定特別養護老人ホームの入居者を募集 市の第5期介護保険事業計画に基づき、特別養護老人ホーム(仮称)ハピネス昭和の森を開設するため、入居者を募集します。 居室は、トイレや洗面所の付いた個室で、10室ごとに共同生活室などの共有スペースがあります。 また、施設には、コンサートや夏祭りなどの催しを行う多目的ホール、家族や地域の方が交流できる喫茶スペースなどがあります。◇所在地 拝島町4036-14ほか(左の図のとおり)◇対象 要介護3以上の方※生活状況などにより、要介護1・2の方も対象となる場合があります。◇定員 120人(選考あり)◇運営 社会福祉法人ファミリー◇申し込み 社会福祉法人ファミリー ハピネス昭和の森開設準備室☎5196378(田中町562-8昭島昭和第一ビル本館3階) 〈市役所介護保険係〉▲完成イメージ←拝島駅中神駅→昭島駅ハピネス昭和の森開設準備室映画館大型スーパーハピネス昭和の森昭島駅北口ホテル★財政悪化下水道事業特別会計中神土地区画整理事業特別会計水道事業会計財政健全20.0%△7.8%0△100.0%0△172.9%0経営健全化基準※ 赤字の程度を示す指標のため、黒字の場合は△(マイナス)表記となります。20.0%20.0%★★

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