広報あきしま11月15日号
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2昭島市役所☎544-5111(代表)●交流のきっかけは「水」の取り持つ縁 岩手県岩泉町と昭島市との交流のきっかけは、平成5年に開催された多摩東京移管100周年記念事業「TAMAらいふ21」のウォーターサミットです。水道水が深層地下水100%である昭島市と、龍りゅうせんどう泉洞に豊富な水をたたえる岩泉町との交流は、「水」の取り持つ縁で始まりました。●交流で深まる絆きずな 平成7年から行っている﹁小学生国内交流事業﹂は、今年で20年目を迎えました。夏休みに、互いの小学生がホームステイをして交流するもので、これまでに合わせて1000人を超える子どもたちが参加しました。 平成23年の東日本大震災の際は、昭島市や市内の団体などによる物資支援、市職員の救援隊派遣を行ったほか、同年8月に﹁大規模災害時における相互応援に関する協定﹂を締結しました。また、復興を願い、﹁東北地方・岩泉町復興支援フェスティバル﹂を開催しました。 今年8月には、﹁地球環境保全のための連携に関する協定﹂を締結し、岩泉町早はや坂さか高原の一部を﹁岩泉・昭島 友情の森﹂に設定して森林保全活動を通じた連携も深めています。 また、昭島市民くじら祭などで岩泉町の特産品を販売しているほか、今年のあきしま郷土芸能まつりでは、岩泉町の伝統芸能﹁中野七なな頭ず舞まい﹂が披露されるなど、文化交流も行われ、住民間の絆も更に深まりました。●良好な友好関係を継続するために このような交流や協力関係を、今後も積極的に、また、長期にわたり築いていくため、昭島市としては市制施行60周年でもある節目の年に、友好都市協定を締結することとなりました。 調印式は10月31日に行われ、11月1日の市制施行60周年記念式典で、友好都市協定締結について披露しました。☆詳しくは、企画政策室へ。岩手県岩泉町と「水と緑でつながる岩泉・昭島 友好都市協定」を締結 岩手県岩泉町は、北上山地の東部に位置し、本州で一番面積の広い町です。盛岡市などと隣接しています。東は太平洋に臨んでいて、世界屈指の漁場といわれる三陸沖の資源の豊富な海が広がっています。 森林率の高い緑豊かな町であることから、平成4年に﹁酸素一番の町﹂宣言を行っています。●みどころは? 日本三大鍾しょうにゅうどう乳洞のひとつとして名高い龍泉洞(国指定天然記念物)があり、世界でも有数の透明度を誇る地底湖や、みごとな鍾しょうにゅうせき乳石を見ることができます。地底湖の水は、ミネラルウォーターとして販売しています。 県立自然公園の早坂高原は、山野草の宝庫です。木々の香りを楽しみながら散策できるセラピーロードがあります。●特産品は? 岩泉ヨーグルトと龍泉洞の水は、国際的な品質評価機関であるモンドセレクションの金賞に3年連続で輝き、更に、世界最高品質賞も受賞しています。 また、いわいずみ短たん角かく牛、マツタケ、海産物なども特産です。 このほかにもたくさんの魅力にあふれる岩泉町を、ぜひ訪れてみてください。岩手県岩泉町を紹介します!!▼取り交わした協定書復興を願い、折り鶴づるで作った応援フラッグ岩手県岩泉町昭島市民くじら祭のパレードには毎年、岩泉町の小学生も参加早坂高原の「岩泉・昭島 友情の森」龍泉洞まつりで披露される中野七頭舞龍泉洞PRキャラクター龍泉洞の龍りゅうちゃん龍泉洞の泉いずみちゃん

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