広報あきしま平成27年4月1日号
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2昭島市役所☎544-5111(代表) 本年度は、第五次総合基本計画の5年目であり、計画策定から中間年となります。計画の最終年度である平成32年度を視野に、安定飛行に移った計画を更に飛躍させていくための重要な1年となります。 これまでの取り組みを評価・点検し、計画の後半期における「元気都市あきしま」の確実な実現につなげていくため、将来の世代に誇れるまちづくりをさまざまな分野で力強く進めなければなりません。 本市は、多摩の中核都市にふさわしいまちとして発展を遂げつつあります。今後は、利便性や効率性にとどまらず、水や緑に象徴される潤い、美しさ、ゆとり、文化といったものを感じさせる、新しいまちづくりの第一歩を始める年にしたいと考えています。 未来に夢と希望と元気が持てるような施策展開を基本に、次の5点を重点として行政運営を進めます。 子どもは社会の希望であり、未来の力でもあります。子どもが健やかに、たくましく成長していくことは、地域社会や国において、その維持のために必要不可欠です。次代を担う子ども一人ひとりの育ちを社会全体で支援するため、子育てにかかる負担を軽減し、安心して子育てができる環境の整備を進めます。子どもを生み育てることに喜びを感じられるよう、子ども・子育て支援事業計画を具現化し、保育の拡充、質の高い教育・保育の総合的な提供、地域の子ども・子育て支援の充実を図ります。 子ども・子育て支援新制度の実施に伴い、特定教育・保育施設(※1)及び特定地域型保育(※2)への給付をはじめ、地域子ども・子育て支援事業の円滑な導入を図るとともに、引き続き、保育所・学童クラブの待機児童の解消にも努めます。 次に、市民の健康づくりについてです。生涯健康であり続けるためには、自らの健康は自らが守ることを基本に、予防を重視した健康づくりが必要です。スポーツを通じた健康の維持・増進のためにスポーツ振興計画を、生活習慣病などの予防を重視した健康づくりを支援するために健康あきしま21を策定します。 また、スポーツによる健康づくりのきっかけとなるよう、本年度もチャレンジデーに参加し、皆様とともに金メダル獲得を目指します。 更に、自治会やボランティアといった地域活動、生涯教育などに積極的に参加し、生きがいを持って生活の質を高めていく取り組みを支援するため、新たに健康ポイント制度を開始します。 次に、高齢者福祉についてです。高齢者福祉の基本は、高齢者が、住み慣れた地域や住まいで、それぞれが尊厳を持ち、健康で自立した生活を継続できることです。引き続き、高齢者の生きがい支援や介護予防策などの充実強化を図り、思いやりにあふれ、支え合う地域社会の実現を目指します。 また、大幅な改正が予定されている介護保険制度への対応を盛り込んだ高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画を策定しました。これに基づき、特別養護老人ホームの開設、新たな地域包括支援センターの設置、地域包括ケアシステムの構築など、事業や施策の推進に努めます。重点的な取り組み1子育て・子育ちを地域全体で支援し、健康で福祉が充実したまちづくりへの取り組み平成27年度の市政運営の基本方針市議会定例会の初日(2月26日)に、北川市長が市政運営の基本方針を、木戸教育長が教育施策推進の基本的考え方を表明しました。その概要をお知らせします。昭島市長 北川穰一※1= 幼稚園、認定こども園、保育園※2= 市町村の認可を受けて少人数のお子さんを預かる事業

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