広報あきしま平成27年4月1日号
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6昭島市役所☎544-5111(代表)歳 入 430億7000万円市税192億3千円(44.6%)国庫支出金89億6645万4千円(20.8%)都支出金55億2221万8千円(12.8%)◎予算編成方針 平成27年度予算は、将来を見据えて財政の健全性を堅持しながら、質の高い、魅力にあふれた新たなまちづくりを実現するため、次の点を基本に編成しました。◎予算の編成 市税などの一般財源の増収が見込まれる一方、児童福祉費などの扶助費の増加や、大規模建設事業への対応など、引き続き厳しい財政環境の中で、福祉の向上と、自立した健全な財政の確立を目指して予算を編成しました。 歳入では、赤字地方債の借り入れなどをできる限り抑制するため、国や都からの補助金など財源の確保に努めました。歳出では、すべての施策の効率性や実効性を検討し、必要な施策には積極的に予算配分を行いました(主な施策は8・9ページに掲載)。 財源不足への対応としては、これまでの行財政健全化の効果などで積み立ててきた財政調整基金5億8000万円の取り崩しや、臨時財政対策債5億円の借り入れを行い、収支の均衡を図りました。 今後も、事務事業の効率化を図るとともに、中期行財政運営計画に基づく行財政健全化への取り組みを強化しながら、市民サービスの維持と向上に努めます。一般会計予算 430億7000万円歳入 ~市税や国庫支出金などは増加、地方交付税は減少~※27年1月1日現在の人口11万2727人をもとに算出しました。諸収入など 11億9169万7千円(2.8%)内訳は、繰越金2億円、諸収入9億8192万9千円などです。各種交付金など31億7910万9千円(7.4%)内訳は、地方譲与税1億6300万 1千円、利子割交付金8800万円、配当割交付金1億8400万円、地方消費税交付金24億4400万円などです。その他 6万44円*繰入金=基金や特別会計から一般会計に繰り入れられるお金*地方交付税(普通交付税)=地方公共団体間での財源の均衡化を図るために、国から交付されるお金*分担金及び負担金=保育料など、市が行う特定の事業により利益を受ける人が、その事業のために支払うお金*各種交付金など=各種法令で定められた一定基準によって国や都から市へ配分されるお金*諸収入など国庫支出金・都支出金特定の事業のために国や都から支出されるお金 12万8529円使用料及び手数料自転車等駐車場など市の施設の使用料、住民票や税証明書などの発行手数料 8718円市税市民税、固定資産税・都市計画税などの税金 17万323円市債市が建設事業などを行うために国・都・銀行などから長期にわたり借り入れるお金 1万4460円 歳入額を市民一人当たりに換算すると… 38万2074円国庫支出金は、普通建設事業費などの増により、前年度に比べて7億7719万4千円(9.5%)増加しました。市税は、市民税などの増収が見込まれるため、前年度に比べて5億5560万円(3.0%)増加しました。使用料及び手数料 9億8272万円(2.3%)地方交付税 2億1000万円(0.5%)分担金及び負担金 5億3633万4千円(1.2%) ~元気都市あきしまの実現を目指して~◆ 「元気都市あきしま」の確かな実現を図るため、財源の確保に努めたうえで、限られた財源を最大限に有効活用し、着実かつ効果的に各施策を推進する◆ 施策の展開の基盤となる財政対応力を中長期的に堅持するため、行財政改革に積極的に取り組み、将来を見据えた確固たる財政基盤の確立を目指す市債 16億3000万円(3.8%)市債は、臨時財政対策債の減などにより、前年度に比べて5億7000万円(25.9%)減少しました。繰入金 16億5146万5千円(3.8%)基金(積立金)から16億5146万5千円の取り崩しを予定しています。基金の27年度末現在高(見込み)は、総額89億9359万9千円です。

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