広報あきしま平成27年12月15日号
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7広報あきしま 平成27年12月15日号 市ホームページでは、さらに詳しい内容の財務書類、「昭島市の財政」、「やさしい昭島市の財政」を公表していますので、ご覧ください。 貸借対照表は、市が行政サービスを提供するための資産や財産を年度末にどれだけ保有しているか、その資産をどのような負担で蓄積してきたか、また、これからどのくらいの金額を返済していかなければならないかを示すものです。 表の左側に「資産」を、右側に「負債」と「純資産」を表しており、表の左側と右側は「資産=負債+純資産」という関係になり、必ず左右が同額で釣り合うことから、バランスシートとも呼ばれています。資産 市が所有している資産の内訳です。 公共資産とは、将来にわたって行政サービスを提供することができる、学校、公共施設、道路などです。投資等と流動資産は、債務の返済に充てることができる財産などです。①公共資産1676億3360万円固定資産1674億6619万円売却可能資産1億6741万円②投資等77億8270万円投資及び出資金2814万円貸付金1億5746万円基金等70億121万円長期延滞債権ほか5億9589万円③流動資産106億1844万円資金68億4431万円財政調整基金ほか 30億5069万円未収金等 8億5020万円回収不能見込額 △1億2676万円資産合計 (①+②+③)1860億3474万円この表から分かることは…*1 今後、整理すべき売却可能資産が約1億7000万円あります。*2 地方債(借入金)や職員の退職金など、将来支払わなければならない負担が約394億円あります。*3 保有する資産のうち、これまでの世代の負担による部分が約1467億円あります。市民1人当たりにすると…* 市民1人当たりの資産・負債・純資 産の額は、下の表のとおりです(人口 11万2826人/27年3月31日現在)。負債 市が負っている債務の内訳です。 私たちまたは将来の世代が負担して返済していくものです。④固定負債341億696万円地方債268億1159万円退職手当等引当金66億349万円長期未払金ほか6億9188万円⑤流動負債52億7106万円翌年度償還予定地方債27億3392万円翌年度支払予定退職手当6億4618万円未払金ほか18億9096万円負債合計 E(④+⑤)393億7802万円純資産 資産を保有するために、これまでの世代が負担してきた金額です。資産の額と、これから返済が必要な負債との差額になります。純資産合計 F1466億5672万円①資産165万円公共資産149万円…住宅・土地・車投資等7万円…株式・定期預金流動資産9万円…普通預金・現金②負債 35万円…ローン残高①-②純資産130万円… 資産のうち借金のない部分負債及び純資産合計 (E+F)1860億3474万円期首(26年4月1日)資金残高 G56億8817万円経常的収支の部 市の経常的な行政活動100億3962万円公共資産整備収支の部 公共資産の整備△25億1141万円投資・財務的収支の部 投資、地方債の償還△64億5600万円その他8393万円期末(27年3月31日)資金残高 H68億4431万円 資金収支計算書は、1年間の市の行政活動に伴う資金の収支状況を性質の異なる3つの活動に分けて表したもので、キャッシュフロー計算書とも呼ばれています。資金収支計算書(26年4月1日~27年3月31日)この表から分かることは…* 26年度の資金の収支は、約12億円の黒字でした。貸借対照表(バランスシート)(27年3月31日現在)資金を使った結果、何になったか資金をどのようにして調達したか*1*2*3(差引)資金残高 H-G11億5614万円家計に例えると…

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