広報あきしま平成28年6月1日号
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5広報あきしま 平成28年6月1日号図3 市有財産土   地56万3752㎡(学校・公園ほか)建   物22万1653㎡(学校・市庁舎ほか)貸 付 金1億円 (土地開発公社)出資による権利1億2294万円(昭島市育英会ほか)行財政の健全化に向けて積立基金(貯金) 積立基金は、家計でいう貯金のことです。財源の不足に備えるためや、将来計画している事業のために積み立てている資金で、金融機関への預金などで運用しています。現在高は表1のとおりです。市有財産 市が保有する土地や建物などの財産は図3のとおりです。市債(借金) 市債は、家計でいう借金のことです。小・中学校や道路・公園などの公共施設は、長期的に利用するものであり、整備・改修には一時的に多額の資金が必要です。その資金を将来の市民の皆さんにも公平に負担していただくという考えで、借り入れを行っています。現在高は表2のとおりです。 市民の皆さんが納めた市民税や固定資産税などの市税負担額とそれに対して市が行う市民サービス費用、また、貯金、借金の1人当たり・1世帯当たりの金額は図4のとおりです。 市民サービス費用は一般会計の支出額のことで、市税負担額との差額は、国・都からの支出金などで賄われています。表1 積立基金(貯金)種  類現 在 高一般会計財政調整基金39億3910万円特定目的基金70億5008万円特 別 会 計12億6679万円合  計122億5597万円※ 財政調整基金=財源の不足に備えるための基金(家計でいう貯金など)※ 特定目的基金=公共施設整備など特定の目的のための基金(家計でいう学資保険や住宅購入資金積立など)表2 市債(借金)区  分現 在 高(元金の残高)一般会計建設事業債97億988万円赤字地方債116億5999万円下水道事業会計52億6678万円合  計266億3665万円※ 建設事業債=学校・道路・公園などの公共施設の整備・改修のための借入金※ 赤字地方債=財源の不足を補うための借入金表3 平成27年度特別会計 歳入・歳出予算の執行状況会  計  名予算現額収入済額(収入率)支出済額(執行率)国民健康保険143億1675万円131億9084万円(92.1%)130億3929万円(91.1%)介護保険80億1292万円75億5437万円(94.3%)69億4697万円(86.7%)後期高齢者医療20億6772万円20億5914万円(99.6%)20億3976万円(98.6%)下水道事業32億4153万円24億7152万円(76.2%)22億8525万円(70.5%)中神土地区画整理事業2億3509万円2億1845万円(92.9%)1億7459万円(74.3%)合    計278億7401万円254億9432万円(91.5%)244億8586万円(87.8%)※ 下水道事業は、前年度からの繰越額(1238万円)を含みます。 特別会計は、特定の事業を行う場合に、その運営や経理を明確にするため、一般会計とは別に収支を管理する会計です。 各会計の歳入・歳出予算の執行状況は表3のとおりです。 27年度は、生活保護費などのほか、保育園の新設・増設に伴って児童福祉にかかる扶助費が増加しました。また、都市計画道路3・4・2号整備事業や、玉川小の除湿温度保持機能復旧工事など大規模建設事業が行われました。引き続き、東中神駅自由通路等整備事業、(仮称)教育福祉総合センターの新設などが予定されています。 28年度においても、今後の財政需要に対応するため、基金の取り崩しと赤字地方債の借り入れにより約10億3000万円の財源不足を補わなければならず、引き続き厳しい財政状況にあります。 このような中でも市民サービスの維持・向上を図るため、第四次中期行財政運営計画(24〜28年度)に基づき、事務事業の見直しを行い効率化を図るとともに、更なる行財政の健全化に向けた取り組みを進めます。☆詳しくは、財政課へ。特別会計 図4  市民1人当たり・1世帯当たりの市税負担額、市民サービス費用、貯金、借金平成28年3月31日現在の市税収入額、一般会計の支出額、積立基金現在高、市債現在高を人口と世帯数で割ったものです。【市民1人当たり】【1世帯当たり】16万9267円市税負担額36万2739円33万7303円市民サービス費用72万2840円10万8550円貯  金23万2623円23万5919円借  金50万5574円※ 28年3月31日現在 人口:11万2906人 世帯数:5万2686世帯市税負担、市民サービスなど

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