広報あきしま 2017年11月15日号
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2昭島市役所 ☎042-544-5111(代表) FAX042-546-5496一般会計から繰り入れました。 1人当たりの医療費は依然増加傾向にあり、昨年よりも補てん額は増加しています。 今後もある程度の繰り入れは必要になると見込んでいます。◎加入者1人当たりの医療費と保険税 加入者1人当たりの医療費と保険税は、図3のとおりです。 27年度と比べると、医療費は1798円増加し31万8056円、保険税も8649円増加し8万9137円となりました。 市では、今後も歳入の確保に 国民健康保険特別会計の決算の状況は、図1のとおりです。◎歳入 歳入の主なものは、加入者が納めた保険税のほか、国庫支出金(※1)、都支出金(※1)、共同事業交付金(※2)、前期高齢者交付金(※3)、療養給付費等交付金(※4)で、歳入の87・8%を占めています。 保険税収入は、加入者の減少はあったものの、税率改定や収◎歳出 歳出の主なものは、保険給付費、共同事業拠出金(※6)、後期高齢者支援金等(※7)で、全体の92・9%を占めています。 27年度に比べ保険給付費、後期高齢者支援金、介護保険納付金などが減少し、歳出の総額は4.6%減少しました。◎財源不足分を繰り入れ 保険税や、国・都支出金などの歳入だけでは歳出を賄えないため、図2のとおり、赤字補てん分約7億円を含めた約14億円を、平成28年度 国民健康保険特別会計の決算の状況納率の向上などにより平成27年度に比べて微増となりました。 療養給付費等交付金は、退職者医療制度被保険者の減により減少しました。また、保険給付費(※5)の減により国庫支出金や都支出金も微減となりました。 歳入の10・5%を占める繰入金は、一般会計と基金からの繰り入れを合わせて約15億円となり、その結果、歳入の総額は27年度に比べ3.4%減少しました。歳 入138億7992万円前期高齢者交付金28億9798万円(20.9%)国民健康保険税25億4353万円(18.3%)国庫支出金26億4803万円(19.1%)繰入金14億6293万円(10.5%)共同事業交付金30億3542万円(21.9%)療養給付費等交付金2億840万円(1.5%)都支出金8億4093万円(6.1%)その他(諸収入など)4510万円(0.3%)介護保険納付金5億7979万円(4.3%)保険給付費78億4595万円 (58.1%)後期高齢者支援金等16億2075万円(12.0%)共同事業拠出金30億8038万円(22.8%)繰越金1億9760万円(1.4%)その他(総務費、保健事業費、諸支出金など)3億8255万円(2.8%)▼図1 平成28年度国民健康保険特別会計決算努めるとともに、特定健康診査等の実施や、ジェネリック医薬品の利用促進などにより医療費の適正化を図り、また、30年度からの制度改正を見据え、安定した国民健康保険財政の運営に努めます。☆詳しくは、保険係へ。▼図2 繰入金の状況用語説明▼図3 加入者1人当たりの医療費と保険税※1= 国・都が負担する補助金など※2= 医療費の支払いに対し、都内の全市区町村で出し合った拠出金から交付されるもの※3= 前期高齢者(65〜74歳の方)の加入率が全国平均を上回る保険者(保険事業を運営する者)に対して交付されるもの※4= 退職後に国民健康保険に加入し、一定の条件を満たす方の保険給付費に対して交付されるもの※5= 市が医療機関などに支払う費用※6= 医療費の支払いに対し、都内の全市区町村が共同で出し合うもの※7= 75歳以上の方を対象とした「後期高齢者医療制度」を運営するために、保険者が支払うもの医療費保険税29万1171円7万8129円29万6836円8万1558円28万9652円7万7779円31万6258円31万8056円8万 488円8万 9137円歳 出135億942万円億円歳入歳出020406080100120140160保険税、国・都支出金など保険給付費など市が支払う費用138億7992万円135億 942万円一般会計から約14億円を繰り入れ

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