広報あきしま 2017年11月15日号
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3広報あきしま 平成29年11月15日号▼図5  平成28年度後期高齢者医療特別会計決算 介護保険特別会計の決算の状況は、図4のとおりです。 歳入は、80億8028万円、歳出は78億6504万円で、2億1524万円が平成29年度への繰越金となります。この繰越金から、28年度分の負担金などの清算として、国や都などに7337万円を返還します。◎歳入 歳入の主なものは、支払基金交付金(40〜64歳の医療保険加平成28年度介護保険特別会計の決算の状況入者が納めた保険料)、65歳以上の加入者が納めた保険料、国・都からの負担金・補助金で、歳入の82・0%を占めています。 また、保険給付費(市が介護サービス事業者に支払う費用)などの市負担分として、一般会計から11億9034万円、市の介護保険のための基金から1700万円を繰り入れました。◎歳出 歳出の主なものは、保険給付費で、全体の91・9%を占めています。残りの8.1%は、基金積立金、総務費(人件費や事務費など)、地域支援事業費(介護予防や地域包括支援センターなどの費用)、国・都などへの負担金返還額を含めた諸支出金です。 なお、保険給付費は、50%を加入者が収めた保険料で負担し、残りを公費(国25%、都12・5%、市12・5%)で負担しています。◎一般会計からの繰入金が増加 27年度と比較すると、歳出の保険給付費が2億5562万円増加しました。そのため、国・都の公費負担分も負担割合に応じて増加し、市の一般会計からの繰入金も783万円増加しました。◎65歳以上の加入者1人当たりの保険料と保険給付費 65歳以上の加入者1人当たりの保険料は、平均年額6万7024円でした。 サービス利用者1人当たりの保険給付費は、施設サービス給付費が平均月額25万2460円、居宅介護サービス給付費が平均月額11万8759円でした。 27年度と比較すると、保険料は443円、居宅介護サービス給付費は4378円増加し、施設サービス給付費は9009円減少しました。☆詳しくは、介護保険係へ。 後期高齢者医療特別会計は、東京都後期高齢者医療広域連合が運営しています。 平成28年度の決算の状況は図5のとおりです。 高齢化に伴う医療費の増加などにより、医療機関に支払う市負担金の増加が見込まれています。 医療費の抑制を図るため、日頃から健康づくりや病気の予防を心がけましょう。☆詳しくは、後期高齢者医療係へ。▼図4 平成28年度介護保険特別会計決算総務費4754万円(2.2%)諸支出金3606万円(1.6%)その他(繰越金など)2億4823万円(3.1%)基金からの繰入金1700万円(0.2%)地域支援事業費1億3922万円(1.8%)諸支出金1億1977万円 (1.5%)総務費1億8334万円(2.3%)基金積立金1億9277万円(2.5%)歳 出78億6504万円歳 入80億8028万円都支出金11億567万円(13.7%)国庫支出金15億9299万円(19.7%)一般会計からの繰入金11億9034万円(14.7%)支払基金交付金20億3382万円(25.2%)介護保険料18億9223万円(23.4%)歳 出22億552万円歳 入22億3027万円広域連合支出金7802万円(3.5%)繰越金2786万円(1.2%)諸収入1945万円(0.9%)一般会計からの繰入金11億5099万円 (51.6%)後期高齢者医療保険料9億5395万円 (42.8%)【歳出の92.2%を占める広域連合納付金の内訳】0987654321101億7836万円3485万円7648万円9億5759万円7億8675万円保険給付費72億2994万円(91.9%)広域連合納付金20億3403万円 (92.2%)平成28年度後期高齢者医療特別会計の決算の状況保健等事業費8789万円 (4.0%)保険料負担金療養給付費負担金保険基盤安定負担金保険料軽減措置負担金事務費負担金億円

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