公民館だより平成28年12月1日号
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 公民館運営審議会は毎月1回午後7時から開催しています。9月と10月の主な内容についておしらせします。◆9月9日(金) 昨年11月に公民館長より公運審に提出された諮問「市民が集う公民館主催事業のあり方について」に対して答申が提出されました。 また、都公連委員部会の担当からは9月に開催された第1回委員部会研修会ついて報告がありました。◆10月5日(水) 平成28年10月1日から平成30年9月30日までを任期とする公民館運営審議会委員の委嘱式が公民館集会室で行われました。 また、第1回定例会を開催し、会長に大串隆吉氏、副会長に山﨑功氏が選任されました。 自己紹介後、定例会開催日程や今後の内容について協議しました。公民館運営審議会答申市民が集う公民館主催事業のあり方について答申の主な内容 公民館主催事業においては、平成20年度・22年度に公民館運営審議会より提出された答申に沿って、多様な講座を実施していますが、各講座の必要性やその内容によっては、参加人数に大きな偏りがあります。そこで、昨年11月にあらためて多くの市民が集うことができるよう諮問「市民が集う公民館主催事業のあり方について」が公民館長より審議会に提出され、その答申が本年9月9日に審議会より提出されました。 答申の内容(項目)は以下のとおりです。全文をご覧になりたい方は、ホームページまたは公民館窓口でお申し出ください。 はじめに 今まで公民館を利用していない層に働きかけ、より多くの市民が利用していただけるよう提案をいたしました。経済的基盤や地域的繋がりが弱い人は日々の生活に追われ、公民館に係る余裕がないと思えます。そのような方々も考慮し対象グループを子育て対象・若者対象・高齢者対象の3グループに分け、小委員会を設け討議し、定例会で発表、検討を繰り返し、最後にまとめ提案しました。第1章 子どもの貧困と少子化第1節 子育てを取り巻く社会    環境 第2節 子育て対象の事業1 子どもの居場所つくり 夏休みに両親が働いている時間帯、一定期間場所を確保し、小学生対象に各種体験学習を実施する。(読み聞かせ、人形劇、囲碁・将棋、ダンスなど)2 学習支援 週1回勉強の日を設ける。学校の勉強に困難を抱える子ども達に宿題の手伝い・学力支援を行う。 3 子どもの料理教室 食事を抜いたり、栄養に偏りのある食生活をする子どもや、孤食の子どもが、料理づくりを学び、楽しく栄養になる良い食習慣を作る機会を、地域の人の協力で作る場を提供する。4 子育てセミナーの拡充 同じ課題を持った仲間が必要とされている中、子育て中の親への支援として子育てセミナーを強化拡充する。5 「学校の総合的な学習の時間」の活用をはかる 小中学校の教育に公民館を取り上げてもらう。子どもの時から公民館に関心をもってもらい、地域で活躍できる市民に育てる。小学校3年生社会科「わたしたちの昭島市」に公共施設の一つとして公民館を取り上げる。小学校六年生総合的な学習時間「まちづくりプロジェクト」で公民館を軸にした街づくりを考える。第2章 若者の問題第1節 若者を取り巻く社会    環境第2節 若者対象の事業1 キャリア教育 若者同士が交流し、他者の経歴や生き方と出会うことにより、自分を見つめなおし、新たな発見や元気を取戻すことができる場を設定する。2 就業に役立つ技能、資格取得の支援 コミュニケーションのため英会話教室、パソコンのエクセル、ワードの基礎知識等の資格取得の予備講座など、参加しやすい入門シリーズの実施。3 ボランティア体験学習 ボランティア団体の協力を仰ぎ、若者を含め世代を超えての活動にする。多様な人と社会参加することで、地に足の着いた自己実現を計る。4 障がいのある青年の交流講座の発展 国立市公民館の障がい喫茶室と青年室「わいがや」を参考に発展させる。5 若者のための情報センターをつくる 現実問題に直面し、最初の一歩が踏み出せない若者のためにワンストップ相談コーナーを設ける。第3章 高齢化社会と高齢者    の学習第1節 高齢者を取り巻く社    会環境第2節 高齢者対象の事業1 自分史・エンディングノート講座 自分のなりたちを振り返り、その時々の出来事や考えを思い出しまとめることで一人ひとりの人生を見直す。*終末期への準備を話し合う 葬儀やお墓、遺産相続の話に向き合いこれからの生活をどのように過ごすか考える。*「エンディングノート」づくり 自分の最期を考え残りの人生を生き生きさせ「これからやって見たい事」と「いつやるか」を計画し、積極的にさせる。2 健康とコミュニケーションと遊び平成28年12月1日

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