公民館だより平成28年12月1日号
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 来年は、昭島に公民館が開館して三五年になる。 公民館が開館する以前は、社会教育課が公民館事業を担っていた。 私は、この社会教育課に一九六九年に社会教育の専門職員として採用された。これには、ある職員の社会教育に関わる情熱があった。 この人も、昭島に初めて社会教育の専門職員として採用され市民の社会教育活動を支援していた。特に青年層や婦人(女性)の人たちの青年学級や婦人学級等の学習文化活動を支えていた。前期の公民館運営審議会委員の一人もこの事を語っていた。 私が、専門職員として仕事ができたのはこの人の役割が大きい。 その後、数人の専門職員や専門の有資格者が採用され、昭島は、多摩地域でも有数な専門職員が多い市となった。公民館が開館したのも、こうした背景があったからだ。 私が言いたいのは、社会教育や公民館の仕事に情熱をもって仕事をする、専門職員の存在である。 公民館は、来年三五周年を迎える。公民館を利用している市民の期待は、記念事業をやってくれるのかと、期待している。専門職員だけで公民館は支えられない。市民とともに公民館の活動を理解し、歩んで行こうとする職員の情熱も必要だ。現在の公民館にも専門職員になれる資格の職員 も何人かいると聞く。 昭島市は、こうした職員が安心して職務を遂行出来る条件を整備してほしい。 三五周年を迎える公民館に、一市民として淡い期待を寄せている。 そんな思いを持ち、今期の公民館運営審議会委員として、その一端を担いたい。公民館運営審議会委員  山﨑 功 公利連総会が終わりました。 10月2日(日)に総会が、学習会議室で開かれました。 総会では、16年度の活動計画や、次年度の総会時期などについて話し合われました。 総会では、2月18・19日の土日の「公民館まつり」の取り組みや次年度の総会開催日時を従来の会計年度に戻すこと等が提案され了承されました。 また、公利連の役割の一つとして、公民館の利用団体の活動内容や情報も必要な範囲で発信していく事なども話し合われました。 11月10日(木)の利用者懇談会では、「公民館まつり」の運営と参加団体の確認が行われました。 公利連へのご参加を! なお、まだ公民館利用者連絡会に参加されていない団体やサークルをご存知でしたら参加方をご依頼して、総会への参加方を呼び掛けていただければ幸いです。(代表・山﨑) 寝たきり老人にならないよう公民館に集まり、リハビリ体操や、高齢者向けのおしゃれ教室や美容教室で心身ともに若返る。 また、高齢者対象の総合的なサークルとして自由に活動できる場を提供する。3 市民大学の活用 市民大学は教養講座から専門講座まで学べ、生きた勉強ができたと修了生の評価は高いが、大学という名の為に学習は難しいと思われることは、生き甲斐を狭めるので、趣味的な講座を設ける。また、各コースをさらに充実した内容で、受講しやすくするために、フィールドワークを取り入れる。第4章 事業をすすめるにつ    いて公民館の条件1 登録制度と支援者への教育  様々な資格、技能、特技、経験のある市内の方を講師として登録し、人材バンクとする。また、ボランティア養成講座を開設し、育児、高齢者、若者の事業を支援してくれる人を増やす。2 市立会館を活用しよう 子育て中や高齢者の中には公民館まで来れない方がいるため、市立会館など利用者の近くで行う事業を増やす。3 公運審答申の実行度を定期的に評価したい。 幅広く意見を聞き、実現に向け討議する。4 職員には、学習支援者、コーディネーターとして専門性を高めてもらいたい。 市民との信頼関係を築き上げるためにも長期的に担当していただく。 公民館事業の振興のため、各種主催事業や運営に関する事項を審議する委員が以下のとおり決まりました。任期は、平成28年10月1日~平成30年9月30日です。公民館運営審議会委員が決定公民館運営審議会委員が決定加賀田 真 理大 澤  俊 則栁    賢 司小 川 千鶴子横 山  四 郎山 崎  功天 沼  典 子大 串  隆 吉植 松  和 子井 桁  武平成28年12月1日

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