公民館だより2018年2月1日号
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市民参加による市民大学の運営です。 昨年の12月に佐賀で行われた公民館学会に参加しました。公民館が地域により大きく異なることがよくわかりました。九州北部では地区ごとの公民館活動が盛んなようです。例えば佐賀市には31館の公民館があり、各館とも正規職員1名、非常勤の館長を含む3名体制になっています。ある公民館では「地域で高齢者を見守る土壌づくり」のためのカレッジ、ある公民館では「子どもを真ん中にした地域づくり」の事業が行われ、子ども食堂も検討されています。地区公民館が盛んな博多の公民館では子ども食堂を行っている公民館がありました。高齢者福祉と公民館活動を重ねた長野県松本市の公民館活動の報告も聞くことが出来ました。教育と福祉が重なる活動が、それぞれの地域住民の関心にこたえ行われていることを知りました。大変有意義な会で、皆さんも参加されるとよいと思います。公民館運営審議会会長大串 隆吉市民大学と   子ども事業の発展を みなさんこんにちは。公民館運営審議会(公運審)会長の大串です。一昨年9月に公運審は答申「市民が集う公民館主催事業のありかたについて」を館長に提出しました。その答申は第1章子どもの貧困と少子化、第2章若者の問題、第3章高齢化社会と高齢者の学習、第4章事業をすすめるについて公民館の条件からなっています。 さて、答申を出した後公民館側が答申に応えて何をするのか見守るのでは、前に進まないと思い、公運審が公民館と協力して、答申を実現するための具体策を考えることにしました。 市民大学はこの公民館の一大事業で、2002(平成14)年に始まり、人生後半の人が参加しています。これを大事にし、公運審では、議論を積みかさねた結果、在校生、修了生へのアンケート調査をはじめます。また他の公民館の経験を学びます。それは、神奈川県座間市東地区文化センターが行っているあすなろ大学の調べ学習と、町田市生涯学習センター(公民館)の公民館利用者   懇談会の開催 今年度も施設利用者懇談会を公民館と共催で開催する予定です。期日は3月を予定しております。詳細は後日公民館から連絡します。 なお、団体活動室のボックス抽選会は、小ホールの工事終了後の新年度になりますが、ご了解ください。公民館開館35周年記念の様子公民館開館35周年記念の様子 平成29年11月25日(土)に公民館開館35周年記念〜であい・まなび・そしてつなぐ〜講演・イベントが小ホールにて行われました。 記念講演として東京大学名誉教授の佐藤一子先生に「公民館のこれまでとこれから」をご講義いただき、記念イベントでは公民館で活動する団体などの歌やダ 公民館運営審議会は、公民館における各種事業を調査・審議することなどを目的に毎月1回午後7時から開催しています。11月と12月の主な内容についてお知らせします。◆11月10日(金) 都公連委員部会担当委員より来年2月3日に開催される東京都公民館研究大会委員部会担当第四課題別集会のテーマ及び内容について説明がありました。 協議事項では、建議を作成するにあたり、現状の市民大学についての諸課題を出し合い、今後の進め方について検討しました。◆12月8日(金)  報告事項では、終了した事業及びこれから始まる事業の説明を行いました。 都公連担当委員より各市における公民館の事業評価の実態についての報告がありました。 協議事項では、市民大学の実態調査をするにあたり、各グループからアンケートの素案が提示され、それについて討議しました。 また、小ホール特例的利用について申請があった団体の審査を行いました。記念イベントの様子パネルディスカッションの様子 35周年記念事業の記録誌と公民館利用団体の案内冊子は、現在編集中です。年度内には発行の予定です。※公利連へのご参加を! なお、まだ公民館利用者連絡会に参加されていない団体やサークルの参加方を呼び掛けています。参加いただければ幸いです。(代表・山﨑)ンスの発表、パネルディスカッションでは記念講演と同じく「公民館のこれまでとこれから」をテーマに3人のパネリストによる発表がありました。 当日は1日盛りだくさんの内容となりました。記念事業にご参加いただいた皆様、当日ご協力いただいた方々にお礼申し上げます。平成30年2月1日

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