第二期昭島市情報化推進計画
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34 第1章 第2章第3章第4章 1.3 庁内における問題点・ニーズ これまで第一期計画に基づき情報化施策・事業を推進してきましたが、第二期計画に向けて新たに発生した問題点やニーズについても取り込んでいく必要があります。第一期計画調査に際し、情報化に対する問題点・ニーズについても併せて調査を実施しています。 この調査結果により、庁内において新たに発生した問題点・ニーズは以下のとおりです。 表 4-5 新たに発⽣した主な問題点・ニーズ(庁内) 情報化の⽬標 主な問題点・ニーズ 市⺠から信頼される e(いい)⾏政運営の実現 紙資源の減量化 ・業務における紙の使⽤について、両⾯印刷、裏紙使⽤等も⾏っているが、依然、紙の使⽤量が多い。・紙媒体資料のデータ化や⽂書管理システムの導⼊など、紙使⽤量の削減につなげる検討が必要。 進⾏管理・評価・計画の効果の中に、地域の災害対応⼒の向上や市⺠の地域防犯活動への積極的な参加の促進とあるが、効果を評価する基準が必要。 ・情報化施策・事業の進⾏状況を的確に把握・評価する進⾏管理の仕組みを確⽴していくことが重要。 情報セキュリティ ・マイナンバー制度の施⾏等により、事務の⼤多数で個⼈情報を扱うことから、更なる情報セキュリティの意識向上が求められ、引き続き職員研修が必要。 ・公共の施設に設置しているパソコンについて、不特定多数の市⺠が使⽤することから、セキュリティ上インターネットの閲覧に限るなどの使⽤範囲の検討が必要。 ・不特定多数の市⺠が使⽤するパソコンの取扱いについて、市⺠に対する講座等を開催し、セキュリティ⾯や個⼈情報保護などの注意点の周知が必要。ともに⽀え合い 未来を育み 活気あふれるe(いい)まちづくりの推進 防災分野 ・防災の⼀環として、既に災害情報等を携帯メール情報サービスや防災⾏政無線等を活⽤し、市⺠へ情報を発信しているが、携帯電話を所持していない⼈や難聴地域への対策として、地域との交流を図れるような環境づくりを進めていくことが必要。 ⽣涯学習 ・市の施設においての公衆無線LAN設置の検討が必要。

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