議会だより平成28年10月31日発行
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No.256あきしま市議会だより平成28年(2016年)10月31日(2)日本共産党昭島市議団無会派質問 昭島駅北口にある観光案内所での昭島ブランド・フードグランプリ受賞作品の販売は、種類の増や、アピールできるような陳列の工夫をしては。答弁 種類の増や陳列の工夫を、昭島観光まちづくり協会と協議したい。質問 小中学校における英語検定について、①どのような取り組みをしているのか。②検定料を補助しては。答弁 ①中学校で、土曜補習教室を活用して、検定対策等を実施。②課題等を整理しながら研究したい。質問 平塚市がパソコン等からがんのリスク判定をするがんチェックシステムを導入した。がん検診受診率向上のため、導入しては。答弁 受診率向上には、どのような手法が効果的で効率的か総合的に判断したい。質問 小中学校の熱中症対策について、①ミストシャワーの設置状況は。②体育館に熱中症計を設置しては。答弁 ①未設置は小学校で2校、中学校で1校であるが、今後設置予定。②中学校には温湿度計を配付済み。熱中症計設置の学校もあり、他の学校にも働きかけたい。質問 昭和公園整備について、①陸上競技場の再整備の考えは。②施設建て替え等の時期には、単にスポーツ施設ということだけでなく、その周辺を含め、民間(1面下段より)活力の導入等、エリア全体を見て、まちづくりに生かしていく考え方が必要では。答弁 ①財政状況の問題等もあり、現在、改修や再整備は考えていない。②市民球場整備時には、東中神駅南側地域の都市再生整備計画を立て、取り組んだ経緯がある。地域の状況を踏まえ元気都市あきしまの実現に向け引き続き検討したい。質問 決算収支において、形式収支と実質収支は黒字だが、単年度収支は赤字となっている。所見は。答弁 単年度収支は年度ごとの財政状況等によって、増減するものであるが、大きな差が出ないよう努力していきたい。質問 職員全員が市の財政への理解を深めることが大切である。どういう取り組みをしているのか。答弁 毎年度作成している昭島市の財政についての冊子の周知等や財政の実務等の研修を実施している。質問 飼い主のいない猫対策事業について、①猫不妊去勢手術費の助成金額は。②飼い主のいない猫への苦情、相談の内容は。③地域猫活動の理解のため、自治会連合会に説明をしては。答弁 ①1匹当たり5千円の助成となり、平成27年度は150万円。②屋外で飼われている猫による近所の庭でのふん尿や無責任な餌やりなど。③自治会連合会と相談し検討していきたい。質問 児童・生徒のいじめ 「一般会計」及び「国民健康保険特別会計」並びに「介護保険特別会計」について、本会議の採決に先立ち、それぞれ討論が行われました。 反対日本共産党昭島市議団佐藤 文子 議員 決算審査意見書において監査委員より指摘された事項について、質疑を行っても詳細が明らかにされなかった。市民に説明することができない会計決算は、到底認められるものではない。 また、歳入でごみ処理手数料が増となっている。ごみ焼却施設の新たな方向性を示している今、ごみ減量平成27年度歳入歳出決算を認定とする委員長報告に向け真剣に取り組むべき。 更に、行財政改革については恒常的に人員が必要な職場、市民の個人情報を扱う部門や福祉、教育に関わる部門において、市職員の削減を推し進め、臨時職員に置き換えているのが実態である。市長の進める行財政改革は、市民に負担と犠牲を押しつけるものであり、地方自治体の役割を投げ捨てたものである。 以上の点を指摘し、本決算に反対する。 賛成公明党昭島市議団大島 ひろし 議員 平成27年度決算の形式収支は約11億円の黒字、実質 賛成自由民主党昭島市議団木﨑 親一 議員 決算内容から見える行財政運営は、厳しい財政環境の中でありながらも、将来の財政負担を見据え、基金と市債のバランスに配慮し、行財政改革にも積極的に取り組み、今後の財政運営への備えをしっかりと講じながら、新たなまちづくりを推進させたものと理解する。 なお、第五次総合基本計画も後半期に入り、市民生活の維持向上を図りながら、元気都市あきしまのまちづくりを着実に推進するためには、財源の確保が何にも増して求められる。 そうした中で、引き続き新たな自主財源の確保や受益者負担の適正化、更なる民間委託の推進、徹底した歳出の削減など、歳入歳出両面からの行財政改革を推進し、持続可能な自主自立の財政運営を図ることを願い、本決算に賛成する。収支も約10億円の黒字となっている。今後も努力による黒字化をお願いしたい。 また、借金である市債の現在高が約7億円減り、貯(3面下段へ続く)本会議において賛否の分かれたもの ○は賛成 ×は反対自由民主党昭島市議団公明党昭島市議団みらいネットワーク日本共産党昭島市議団無   会   派採決の結果⑹⑸⑸⑶⑴(認定第1号)平成27年度昭島市一般会計歳入歳出決算認定について○○○×○認 定(認定第2号)平成27年度昭島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について○○○×○認 定(認定第3号)平成27年度昭島市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について○○○×○認 定会 派 名( )内は議員数議長は含まれない件 名みらいネットワーク公明党昭島市議団一般会計問題は、教師がいじめについて深く認識することが重要と考えるが、所見は。答弁 教師の人権感覚を磨くことが大事であり、各学校では、定期的、継続的に研修を実施している。質問 昭和公園の小動物園について、①維持管理の経費は。②教育委員会と連携を取り、小学生・中学生が動物の飼養を通して学んでいくなど、活用しては。答弁 ①飼育委託、飼料費等、合計額で約312万9千円。②教育委員会や関係団体等とどのような取り組みができるか、調査研究したい。質問 自殺対策事業のゲートキーパー養成講座の、市の窓口職場や民生委員への実施は重要であるが、市幹部職員も含め全職員への研修によりセーフティーネットの網掛けを細かくする必要があると考える。所見は。答弁 初期対応が大切であり、自殺について正しい知識を持ってもらうため、引き続き養成講座を幅広く実施していきたい。質問 昭島ブランド・フードグランプリについて、①目的は。②グランプリ出店者には大きなメリットがある等、盛り上げるための工夫が必要と考えるが。答弁 ①昭島市をテーマにしたメニューでコンテスト方式による昭島ブランドづくり。②今年度、フードマップを作成し、過去の出店者を含め、店等の紹介をしたいと考えている。質問 学童クラブについて、①委託先は。②直接現場で働いている方の雇用形態は。答弁 ①社会福祉事業団が19か所で他の社会福祉法人が2か所。②支援員は月給制の有期雇用、補助員は時間給の有期雇用と聞いている。3回目以降の更新時には、支援員は無期雇用の方向で検討と聞いている。質問 決算審査意見書に財務会計処理の手順が不適切に行われているものが一部に見受けられたとあるが、具体的にどういうことか。答弁 財務会計システムの操作において、予算流用の確定前に支出負担行為を行った例が複数あった。質問 介護保険について、①低所得者層の保険料の滞納が多いが、市の対策は。②国は、認定者数が多い要介護1・2を外し、利用が多い福祉用具の貸与等に自己負担の導入を検討しているが、市の所見は。答弁 ①窓口等での納付相談の中で、分割納付や減免制度の説明を行っている。②制度の安定的な運営には介護度を上げない取り組みも大切であり、国において慎重に検討してほしい。質問 国民健康保険税について、①平成27年度の差し押さえ件数は。②預貯金の差し押さえに対する配慮はしているのか。答弁 ①551件。②納付や相談がない場合の最終手段として差し押さえており、相談があれば状況を聞き、一部解除等を行う場合もある。質問 後期高齢者医療について、特例軽減措置が来年度から廃止となり、保険料が大幅に上がることが懸念されているが、所見は。答弁 国からは具体的な内容が示されていない状況。激変緩和措置等も検討すべきであり、負担と給付のバランスの中で制度の安定的な運営を図ってもらいたい。質問 行財政改革について、①平成6年度以降、これまで何人の職員を削減したのか。②正規職員を非正規の雇用形態の職員に置き換えることはやめるべき。答弁 ①健全化により28年4月1日までに389人の減。②繁忙期の臨時職員等の雇用や、経験を生かした嘱託職員の採用等による対応を今後も行っていきたい。質問 ごみ処理手数料が増えており、減量化に向けごみ処理基本計画の再検討を。答弁 計画数値を上回るような減量、資源化率の達成に向け取り組んでいきたい。質問 マイナンバー制度関連システムについて、今後の総合運用テストは休日や夜間業務が必要となってくるとのことだが、対応は。答弁 システム業者の協力も得ながら計画的に人員の体制を整え、事務の効率化を図り、対応していきたい。質問 50年以上経過した中神土地区画整理事業について、駅前ブロックと北・西ブロックの同時進行等、事業を進めていく考えは。答弁 今後、整備方針及び手法を検討する中で、より早期に完了できる手法を研究していきたい。た堅実な財政運営を目指していきたい。

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