議会だより平成28年10月31日発行
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No.256あきしま市議会だより平成28年(2016年)10月31日(5)質問 将来を担う子どもや若者に課題を先送りしない「未来(あす)への責任」を意識した市の取り組みについて、①夏休みなど長期休暇中の子ども支援として、学童クラブの小学4年生以上への取り組みを。また、放課後子ども教室と連携して考えるべき。②人材の質向上に向け、都が実施する子育て支援員研修などへ参加を。答弁 ①長期休暇中の支援については学童クラブのみで対応することは困難。放課後子ども教室のプログラムや人的な配置とも合わせて研究していきたい。②今年度末には学童クラブ支援員の65%が放課後児童支援員研修を終了予定。放課後質問 子育て支援の充実について、①電子母子健康手帳は母子の大切な記録をいつまでも保存でき、スマートフォンでいつでも確認できるメリットがある。導入についての考えは。②あきしま乳幼児支援制度案内は、子育てをする際に必要な情報が掲載されている。スマートフォンで閲覧できるようデジタルブック化すべき。答弁 ①現在、フォーマットの統一等の検討が進められており、こうした取り組みや国の動向を注視する中で、先進市の取り組み等を参考にし、財源の確保も含め検討していきたい。②早期の実現に向け具体的な取り組みを進めるとともに、質問 自治体や保育園では、保育士の確保や離職防止は重要課題の一つである。保育従事職員宿舎借り上げ支援事業の実施や実施予定が多摩26市中、12市となっている。実施を。答弁 事業の有効性を見極めるとともに、国等の補助金の継続動向、財政状況等を踏まえ、各保育園での要望等を把握しながら調査、研究する。質問 保育園の老朽化等による施設の改修や建て替えに備え、保育園施設整備の質問 健やかな心を醸成する為の食育推進について、①高齢者と児童生徒が一緒に食事をする共食の機会は。②高齢者サロンで食を中心とした活動を行う際に食材費等を補助し、地域での共食を推進する考えは。③立川基地跡地民間利用地区への給食調理場移転や、特別養護老人ホーム、認定こども園等の整備が計画されている中、給食調理場を食育拠点として活用する考えは。④子ども農園を開設し、そ子ども教室のコーディネーターについても都の研修への参加を強く促していく。質問 市が率先して子どもの貧困対策に取り組むべき。①ひとり親家庭の状況をどのように分析しているのか。他の子育て支援資料についても、対応を検討していく。質問 拝島駅南口駅前周辺のまちづくりについて、①地下駐輪場のオートスロープの使用に関し、丁寧でわかりやすく見やすい案内表示を。②モニュメントが目立ちにくいため、設置場所の更なる周知を。③混雑時、中長期的計画の策定を。答弁 施設整備は、緊急性や規模等、多角的な面から総合的に勘案し、個別に判断するものと考えており、実施計画の中で3年、4年の単位で対応していく。質問 次期学習指導要領の改訂では、これまでの学びの形から深い学びの実現をこで収穫した農産物を調理するなど、自然や食材への感謝の気持ちを育む取り組みを行っては。答弁 ①食育の推進を図る中、保育園や小中学校で異なる世代が一緒に給食をと央への設置が不可能となり、現在の場所に決定した。どのような周知が可能か調査、研究していく。③今後の交通量等を注視し昭島警察署に対し協議、要請していく。質問 松原立体北側とフォレスト・イン昭和館南側を繋ぐ市道昭島48号の歩道に、歩行者用のベンチ設置を。答弁 供用を開始して2年であり、様々な利用者、関係者の意見や、昭島駅北口一体の開発状況等も見極め、設置を研究する必要がある。習指導要領全面実施に向け着実な取り組みを進める。質問 昭和公園の小動物園について、①基本的な考え方は。②飼養環境の改善について、動物愛護団体のアニマルライツセンターから提案を受けたが、対応は。③対策協議会等の設置を。答弁 ①昭和公園整備構想では、動物舎は将来廃止の方向性が示されているが、現在飼養の動物は、愛情と責任を持った適正な飼養が基本と考えている。②提案を受け、ヤクシカ舎のサシバエ対策や動物の数、状態の記録台帳の整備等を実施。③東京都獣医師会等と飼養環境改善に向けたネットワークづくりを検討する。産の学習や、農業体験の実施等に取り組んでいる。質問 学校内で動物を飼育する意義や課題は。答弁 命の大切さを感じられるなど、さまざまな教育的効果が得られる一方、感染症や動物アレルギーへの対応等が課題である。質問 第五次昭島市総合基本計画は今年6年目を迎えたが、市長の目指す昭島市の将来像にはどの程度近づいたのか。答弁 計画に位置づけた、品格ある新しい昭島のまちづくりは道半ばであり、ハード面・ソフト面が融合した魅力ある昭島市を築き上げていかなければならないと考えている。一般質問(要旨)また、児童扶養手当の現況届を出す際に、実態を把握しては。②教育と福祉の連携は必須とこれまでも指摘してきた。進捗状況は。答弁 ①非正規雇用が多く、平均収入は少ない現状。児童扶養手当の現況調査では、色々な相談もあり、各関係機関につなぐ場合もある。②各種の支援策や相談窓口等をまとめたパンフレットを作成し、年内に配布予定。引き続き教育と福祉が連携した取り組みを進めていく。質問 エネルギーのプロシューマーに、地域資源を活かし市民や事業者がなっていくべき。答弁 昭島市環境配慮事業者ネットワークで情報共有を図っている。生産者でありながら消費者である者と解釈されるプロシューマーに多くの市民や事業者がなれるよう努めたい。都市計画道路3・4・2号から駅前広場への右折が困難。丁字路の信号機を右折信号か時差式信号にすべき。答弁 ①利用者へのよりわかりやすい使用方法の案内等に努める。②駅前広場中る機会を確保している。②サロン活動の自主性や柔軟性を損なわないよう留意しながら、より適切な支援の実施を検討したい。③各施設の連携による食育の効果が期待できると考えている。④子ども農園の開設は今後、検討していきたい。感謝の気持ちを育むため、食料生目指すアクティブ・ラーニングへの変革があるが、準備、計画は。答弁 研修会等の実施により教員のアクティブ・ラーニングの理解を深め、授業実践につなげたい。次期学家族みんなで楽しく(市民スポーツ・レクリエーションフェスティバル) 賛成自由民主党昭島市議団山本 一彦 議員 国の制度の大幅な見直しにより、公立の保育園は国の負担金、補助金の対象外となり、全国的に公立保育園の民営化が進んでいる。 また、市は、児童福祉審議会より公立保育園のあり方について、社会福祉法人への移行が必要との答申を受けている。 これらを踏まえ、昭島市社会福祉事業団へ運営を移行することとしたが、移行に当たっては、保育士の配置についての保護者の不安な思いを真摯に受け止め、子どもたちの安心と安全を一番に考え、事業団とともに責任を持って公私連携型保育所の設置と運営を行っていくとしている。 こうした中で4月から新たな形でスタートする、なしのき保育園に大きな期待を寄せ、本請願を不採択とする委員長報告に賛成する。(4面下段より)たからであり、市に大きな責任があると言える。 また、職員には、定年退職や自主退職があり得ることであり、議員は、本請願の文字づらをそのまま解釈する文理解釈をするのではなく、その趣旨を十分に理解するのが相当であり、保護者が何を求めているかを理解するべきである。 公立保育園も私立保育園も、ともに保育の質に関しては大きな差が無いことは理解できるが、公立保育園であるがゆえの中立性・公平性やベテラン保育士による安定性や安心感を求めた保護者の思いをくみ取り、本請願を不採択とする委員長報告に反対する。 反対日本共産党昭島市議団熊崎真智子 議員 市は、市立なしのき保育園を昭島市社会福祉事業団に民間委託するとした。 民間委託は、今年度入園児には、入園申請時に保護者に説明はあったが、在園児は知らずに入園した。 7月の保護者説明会での説明には安心できる材料、根拠、担保が無く、保護者は説明に誠意を感じられず、市に対する批判が高くなったことは言うまでもない。 本請願は市立を選んで入園した子どもたちを、最後まで信頼関係のある環境で保育してほしいという、当然かつ切実な市民の願いであり、権利でもある。職員の派遣は法的にも5年までは可能であり、卒園まで市の責任で職員を配置し、保護者の願いである請願に議会として応えるべきである。 以上、本請願を不採択とする委員長報告に反対する。「未来(あす)への責任」を意識して課題に取り組もうみらいネットワーク おおたけ 貴恵 議員電子母子健康手帳の導入について公明党昭島市議団 渡辺 純也 議員自由民主党昭島市議団 三田 俊司 議員健やかな心を醸成する為の食育推進について保育士の確保と昭和公園小動物園についてみらいネットワーク  内山 真吾 議員

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