議会だより平成29年10月31日発行
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3面下段よりあ き し ま 市 議 会 だ よ りNo.260平成29年(2017年) 10月31日 4質問 急速に進行する超高齢社会において︑70歳代に入りつつある団塊の世代層が就業︑ボランティア︑趣味の活動等様々な形で社会に参加することは健康維持にもつながり︑経済的にも地域の活動においても大きな力となって社会全体の活力の源になっていくと考える︒シニア世代の力を活かしたまちづくりについて所見は︒答弁 長年の経験で培った豊富な知識や技術を活かし︑地域社会に積極的に参加していただくことにより︑地域活動の活性化や支え合う福祉のまちづくりに寄与するだけでなく︑生きがいにもつながっていくと考える︒質問 介護・育児の分野での労働力不足や地域課題を地域のシニア世代の力を活かして解決する取り組みが全国各地のシルバー人材センターで行われているが︑所見は︒答弁 高齢者が活躍できる環境整備を進めるためには︑多様な働き方を提供できるシルバー人材センターの役割が今後ますます重要になると考える︒質問 高齢者の方が生き生きと暮らし︑人生におけるゆとりや潤い︑楽しみや生きがいといった真の心の豊かさをもたらすものとして芸術文化に接することは重要である︒①︵仮称︶教育福祉総合センターのシアターは防音仕様となっているので︑音楽の発表や視聴をする場所として利用しては︒②市民交流センター内に音楽の演奏ができるような防音施設の整備は可能か︒答弁 ①映像上映等を想定したものであるが︑市民の発表や活動の場としての活用を今後検討していく︒②今後の研究課題とする︒質問 安心・安全な街づくりのため︑行政と共同して活動している自治会だが︑加入世帯の減少を危惧する︒①自治会の加入率は︒②自治会連合会から脱会した自治会数と対応状況は︒③広報への掲載など︑自治会加入促進を図る取り組みを︒答弁 ①平成29年4月1日現在で35.8%︒②28年度は3自治会が脱会している︒防災面は3自治会とも継続し︑行政との連携は2自治会で継続履行の確認がとれている︒③昨年9月に広報で自治会加入の特集記事を掲載した︒本年度も引き続き取り組みを進めていく︒質問 通学路について︑安全確保の観点から︑①逐次点検等は行っているのか︒②市内の防犯カメラ設置数は︒③街路灯は︑明るく︑環境面などにも優れているLEDの導入を促進すべき︒答弁 ①毎年各学校において安全点検を実施しており︑要望のあった危険箇所については順次対応している︒②全小学校の通学路に合計75台︑駅前などに合計23台設置している︒③市内街路灯の14%がLED化しており︑限られた予算の範囲で︑引き続き取り組んでいく︒質問 消防団の人員不足について︑団員不足解消のため︑若手の育成が重要では︒答弁 祭礼やイベント等で募集活動を実施しており︑新入団員には︑関係機関の協力のもと︑教育訓練や実動訓練などを実施している︒質問 JR青梅線の押しボタン式開閉について︑賛否両論あるが︑市の見解は︒答弁 ボタンを押すのが面倒などの意見がある一方︑冷房の効きがよく車内が快適との意見もある︒他市での意見や課題等も含めて︑情報交換や検証をしていく︒質問 教員が子どもと向き合う時間を確保するため︑プリントのコピーなど︑教員でなくてもできる事務作業の負担を軽減することが必要である︒文部科学省は教員の事務作業を代行するスクール・サポート・スタッフを全国の公立小中学校に配備する方針を固めた︒まずは規模の大きな学校から配置するとのことだが︑不公平感がないよう︑市として全小中学校に教員事務支援員を配置すべきと考えるが︑所見は︒答弁 教員の事務事業を軽減し︑児童生徒に向き合う時間を確保することで一人一人の状況に合わせた学習指導や生活指導を行うことは大変重要と考えている︒今後も国や都の動向を注視し︑財政状況等を総合的に勘案する中で可能性を検討していく︒質問 自治会加入率向上に向けた取り組みについて︑①加入率の10年前と現在の比較及びその分析は︒②転入時に配付される自治会の案内パンフレットは︑自治会の魅力が感じられる内容に見直しを︒③新規加入者へのプレゼント贈呈や︑加入率が上がった自治会に対し補助金のインセンティブを設けるなど︑自治会自体の加入促進に対するモチベーションを上げる施策を提案すべきでは︒答弁 ①加入率は43.3%から35.8%に低下した︒人間関係の希薄化により新規加入率が伸びないことや高齢化による退会が要因と考えている︒②平成27年度にカラー化し︑内容も改めたが︑より分かりやすいものへの検討を進める︒③様々な取り組みがあることは承知しており︑自治会連合会と協議する中で検討していきたい︒質問 発展著しいITに対応し得る人材確保のため︑スキルの向上は不可欠である︒プログラミング教育を含めたICT教育の取り組みについて︑①市の考え方は︒②ITインフラ整備についての現状は︒③外部支援員の積極的な活用を︒答弁 ①新学習指導要領の趣旨を実現し︑児童・生徒に確かな学力を定着させるため︑快適な教育環境づくりを目指していく︒また︑今後も主体的・対話的で深い学びの実現に向けて︑先行実践例等を参考に円滑な実施ができるよう支援していく︒②今後も財政状況や補助金の動向を注視し︑計画的に進める︒③様々な人材をどのように活用していけるか検討していく︒質問 近年︑児童・生徒が犯罪に巻き込まれる悲惨な事件が後を絶たず︑地域における子どもたちの安全確保が喫緊の課題となっている︒近距離無線通信を活用した見守りツールを導入すべきと考えるが︑所見は︒答弁 大変有効であると認識しているが︑プライバシー等の課題もあり︑先行事例を参考に研究していく︒質問 ︵仮称︶教育福祉総合センターにおける魅力あるサービスについて︑①マイナンバーカード等を活用した図書館利用者カードを導入する考えは︒②読書通帳を導入しては︒③ブックシャワーの設置の考えは︒答弁 ①本センター開館に向けたシステム更新に絡め︑検討を進めていく︒②子どもの読書離れを改善し︑図書館に親しんでもらえる施策として大変有効であり︑検討していく︒③衛生面で安心感を持ってもらえることが期待され︑研究・検討していく︒一般質問( 要 旨 )シニア世代の力を活かしたまちづくりについて自由民主党昭島市議団山本 一彦 議員えいっ! あたるかな?(市民スポーツ・レクリエーションフェスティバル)安心・安全な街づくりについて自由民主党昭島市議団森田 久夫 議員教員が子どもと向き合うための時間の確保について公明党昭島市議団渡辺 純也 議員子ども達の快適な教育環境づくりについて公明党昭島市議団吉野 智之 議員定例会前 8月 18日 総務委員協議会 21日 厚生文教委員協議会 22日 建設環境委員協議会 23日 交通機関改善対策特別委員会 基地対策特別委員会 24日 立川基地跡地利用対策特別委員会 28日 議会運営委員会第3回定例会9月1日︑4日︑5日 本会議 6日 議会運営委員会・本会議 8日 補正予算審査特別委員会 11日 総務委員協議会 12日 厚生文教委員会・厚生文教委員協議会 13日 建設環境委員協議会 15日 立川基地跡地利用対策特別委員会 21日 議会運営委員会・本会議・全員協議会 25日~27日 決算審査特別委員会 27日 立川基地跡地利用対策特別委員会10月3日議会運営委員会・本会議・全員協議会定例会後10月 13日議会運営委員会会議の開催状況賛成また︑低所得者を対象とした所得割額軽減の独自対策も継続しており︑制度の安定的な運営に十分配慮する中で︑高齢者の負担軽減に最大限努力した結果であると評価する︒今後︑更なる高齢化の進展が見込まれるが︑被保険者が安心し︑適切な医療を受けられるよう前回の見直しと同様︑被保険者の負担軽減につき︑積極的な検討を進めていただくことを要望し︑本決算に賛成する︒自由民主党昭島市議団髙橋  誠 議員後期高齢者医療制度の保険料は︑2年毎に見直しを行い︑平成28年度には︑1人当たりの平均保険料額は︑前期比で1千404円︑1.4%の引下げとなった︒この要因は︑保険料の増加抑制のため︑参加区市町村が4項目の特別対策等に一般財源を投入し︑保険料を抑えた結果である︒

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