議会だより平成30年10月31日発行
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3面下段よりては、保険料の収納率は現年度分が0.1%の増で、低所得者に対する配慮にも取り組まれ、評価できる︒引き続き、保険料の収納率向上と、健全で持続可能な財政運営に努めてもらいたい︒後期高齢者医療特別会計については、平成29年度に保険料や医療費負担に関する特例措置の見直しがあったが、東京都広域連合において、保険料の抑制や軽減策の継続が図られ、評価できる︒以上により、本決算に賛成する︒自由民主党昭島市議団髙橋  誠 議員国民健康保険特別会計については、国保税の徴収率が10年連続で向上しており、地道な努力の成果と評価する︒また、基金残額は約3億円となっているが、一般会計からの多額の赤字繰入金により収支のバランスを保っている状況に変わりはなく、赤字繰入を解消できるよう、さらなる努力をお願いする︒介護保険特別会計につい賛成あ き し ま 市 議 会 だ よ り平成30年(2018年) 10月31日 4No.264質問 熱中症による救急搬送者数が過去最多を更新し、学校も必ずしも安全な場所と言い切れない状況となっている中、どのように児童・生徒の命を守っていくのか︒①基本的な考え方は︒②授業で体育館を使用する際、使用可否を決める判断基準と熱中症対策はどのようになっているのか︒③放課後子ども教室における対応は︒④体育館へのエアコン設置について、必要性に対する認識と導入の考えは︒答弁 ①学校における危機管理の最大の目的は、児童・生徒及び教職員の生命や心身等の安全を確保することであり、安全管理と安全教育の両面から取り組みを行う必要があると考える︒②特に運動を行う場合、暑さ指数が31度以上もしくは気温が35度以上で原則中止としている︒また、校庭や体育館で実施する行事も冷房の効く教室に変更して実施するなど、対策を講じた︒③体育館利用の基準は設けていないが、想定し得る範囲で対策を実施しており、1学期終了時までの間、熱中症の報告はなかった︒④非常に有効な施策と認識するが、コストを考慮すると厳しい状況である︒国や都に財政支援を要望していく︒質問 災害時において、小中学校の体育館は避難所として指定されており、滞在に耐え得る最低限の設備が必要である︒①冷暖房機能面では具体的にどのような対応ができるのか︒②体育館を地域共同利用施設として管理・運用することで、避難所機能を充実させては︒答弁 ①扇風機やスポットクーラーの設置などを検討する︒②地域の協力体制や学校教育との連携などが必要で、今後研究していく︒質問 現在、市内には障害福祉サービスによるショートステイを利用できる施設が1か所しかないため、近隣市の施設を利用するなど、利用者の家族は大変苦労されている︒①市内在住者の近隣市におけるショートステイの利用状況は︒②昭島市障害者計画では、市内のショートステイ施設が不足している現状を踏まえ、立川基地跡地昭島地区内に整備を検討すると記載されているが、利用人数を考えると、それだけでは足りないと考える︒利便性の向上を図るためにも、施設の複数箇所の増設や、既存施設の拡充を進めるべきでは︒答弁 ①あきる野市や青梅市など、遠方の施設も含め、平成29年度の利用状況は延べ660人︒②施設の増設は喫緊かつ重要な課題と位置づけている︒障害種別ごとの施設の必要性や都内各市の状況、市民ニーズ等を十分に踏まえ、市内の様々な資源の活用により、サービスのさらなる充実が図られるよう総合的な検討を進める︒質問 横田基地周辺地域に対する国の住宅防音工事の助成について、①工事を希望しているものの、施工待ちの住民がいるが、所見は︒②防音区画改善工事は、バリアフリー住宅、障害者や要介護者が居住する住宅などが対象で、通常の防音工事よりも内容が優遇されている︒市民や事業所等へ積極的にPRを︒答弁 ①これまでも国に対し、早期実施を要請しており、今後も粘り強く要請を重ねていく︒②工事の実施主体が国であることから、市の責任で直接行うことは困難性がある︒国から周知の依頼があった場合は、適切に対応していく︒質問 昨今、都市化が進む中で、国は農地の重要性を認識し、都市農業振興基本法を制定した︒都市農業がさらに発展することを期待する︒①災害がいつ発生するかわからない状況で、災害に備えて準備していくことが大事と考えるが、災害時の避難場所として、農地を指定しては︒②農家の協力を得て、体験農園を増やす考えは︒③低価格で提供される農産物を助成金の対象としては︒答弁 ①生産緑地を災害協力農地として地権者と協定を締結している自治体もあるが、地権者の都合により、協定を解除する事例もあることから、他市の事例などを参考に調査・研究する︒②体験農園は都市農業にとって有効な経営手法と考え、農業者から開園の相談があった場合は、丁寧な説明を行い、支援していく︒③各市の補助制度等の状況を調査し、どのような取り組みができるか研究していく︒質問 農業用水路について、①仮復旧の状態の箇所は、早急に復旧すべき︒見通しは︒②防草シートの敷設など、用水路の草刈り作業対策を施しては︒答弁 ①調査及び視察の結果に基づき、優先順位を決定しながら有効な修繕方法などについて検討する︒②環境と農のバランス、安全面等を考慮し、場所、状況等を勘案しつつ検討する︒質問 昭和公園の全天候型テニスコートの人工芝が、数か所剥がれていると聞いている︒設置後、修繕を行っているのか︒答弁 平成12年度に全面改修を行い、26年度及び28年度に部分補修を実施した︒現在、補修に向け検討している︒質問 風疹の患者が、首都圏を中心に急増している︒特に、妊娠初期の女性が感染すると胎児も感染し、先天性風疹症候群になるおそれがある︒①予防対策の取り組みは︒②今回の流行では7割が成人男性で、そのうち30代から50代が6割を占めている︒妊婦の家族、特に夫に対する抗体検査やワクチン接種の費用助成をすべきと考えるが、所見は︒答弁 ①妊娠を予定または希望する19才以上の女性を対象に、ワクチン接種を無料で実施している︒今後、全国的に感染が拡大する可能性があることから、ホームページなどを活用し、周知に努めている︒②都に対しては、機会を捉え、補助事業における対象の拡大を要望していく︒本市独自の事業としての対象の拡大は、他自治体の状況なども参考としながら、財政負担も含め、慎重に検討していく︒質問 大阪府北部地震以降、多くの自治体で幼稚園や小中学校、公共施設のブロック塀の緊急点検が行われている︒しかしながら、安全確保のためには、民間所有のブロック塀についても実態を確認することが急務である︒①民間所有のブロック塀の安全対策の基本的な考えは︒②塀の撤去後の生け垣設置等を積極的に推進するため、緑化や良好な景観に貢献している生け垣などを、表彰する考えは︒答弁 ①民間所有のブロック塀については、所有者や管理者が適切な維持管理に努めるべきものと認識している︒引き続き、適切な維持管理に資する情報の提供に努めていきたい︒②街角ふれあい花壇事業を拡大し、認定できるよう検討していく︒一般質問( 要 旨 )ママと一緒に(ベビーマッサージ・児童センター)視覚障害のある方などに、市議会の活動をよりよく知っていただくため、声の市議会だより・点字市議会だよりを発行しています。ご希望の方は、議会事務局までご連絡ください。電話 042-544-4476 (議会事務局直通)ご利用ください 声の市議会だより  点字市議会だより公明党昭島市議団渡辺 純也 議員障害福祉サービスにおけるショートステイの拡充を公明党昭島市議団赤沼 泰雄 議員小中学校の体育館について自由民主党昭島市議団森田 久夫 議員都市農業について健康と命を守る政策の充実について公明党昭島市議団吉野 智之議員

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