第5回環境学習講座「植物の講習会」連続講座〈2〉
更新日:2019年10月5日
- 日付
- 平成29年12月12日(火曜日)
- 時間
- 午前9時30分から正午
- 場所
- 市役所(本庁2階205会議室)
- 講師
- 地球環境戦略研究機関国際生態学センター
主任研究員矢ケ崎朋樹氏 - 参加者
- 17名(参加市民9名+事務局2名+スタッフ6名)
- 内容
- 第5回の講座は、第4回(植物観察会)講座との連続講座となり、採集した植物を整理し記録の作成を行いました。
第5回環境学習講座は、第4回の講座で採集した植物を整理し記録を作成しました。
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講義の様子
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記録作成の様子(1)
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記録作成の様子(2)
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木本した植物の解説
講座内容
第5回の講座では、第4回で採集した植物を整理・観察し記録を作成すると共に、すべての植物の名前や特徴などについて講師から説明を受け学びました。
前回(第4回講座)の拝島自然公園で採集したものを整理
- 白い紙(A4用紙)に乾燥させた植物の貼り付けました。(乾燥作業は市の職員が乾燥機を使って2週間実施)
- 各植物の名前を確認しながら名札を貼り、標本自体はセロハンテープで止めました。
講師からの解説(それぞれの植物ごとの生活形を以下のとおり記載)
- 木本(もくほん)の作成
- 常緑、夏緑または低木、草本
- 多年草または1年草
- 在来まては外来
- 原産地
発見したこと
- 東京都「レッドデータブック」の絶滅危惧2類(VU)に上げられているコゴメヤナギ、カワラサイコが今回の調査で見つかりました。
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特定外来種で、多年草・北アメリカが原産の オオキンケイギク も沢山あることがわかりました。
植物の有用に関して資料から説明
拝島自然公園内で見つけた、マグワ、アケビ、ノイバラに関しては、生薬として用いられると説明がありました。
詳細については「日本薬局方」参照
標本の作り方と目的・意義について
実際に講師が製作した20年程前の物や数年前に製作した数点を見ながら説明を受けました。
何時、誰が、何処で採集した植物なのかを明記することで、ここに何があるかを調べ保存することが大切である教わりました。
最後に(講師より)
花の咲く時期(5月頃)に行くとまた違った風景が見られますとのコメントがありました。
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