平成25年度海外交流事業(派遣報告)
更新日:2019年9月27日
オーストラリア、シェントン・カレッジで研修してきました。
平成25年度昭島市中学生海外交流事業派遣事業として8月1日から8月9日までの日程で派遣団23人(うち引率者3人)がオーストラリア西オーストラリア州パース市にある「シェントン・カレッジ」で異文化を学んできました。
スケジュール
8月1日(木曜日)
午前5時に市役所を出発し、香港を経由してパースに到着しました。成田空港を発つと、機内も空港も全て英語。派遣生たちはネイティブの英語のスピードにとても緊張していました。深夜にパースに到着したにも関わらず、シェントン・カレッジの先生が空港まで出迎えてくださいました。
- 午前5時:市役所に集合して成田国際空港へ
- 午前10時5分:成田国際空港から経由地香港に向け出発
- 午後1時20分:香港国際空港到着
- 午後3時30分:香港国際空港から目的地パースに向け出発
- 午後11時30分:パース国際空港到着
- 午前0時5分:ホテル着、就寝
8月2日(金曜日)
シェントン・カレッジに初登校しました。いよいよホームステイが始まります。
- 午前9時30分:スクールバスでシェントン・カレッジに向かう
- 午前10時:シェントン・カレッジ到着。マイケル・モーガン校長と面会
- 午前11時:シェントン・カレッジの日本語を選択している生徒2名の案内による校内見学
- 正午12時:校内カフェテリアで昼食
- 午後1時:日本語を選択している11年生と面会
- 午後1時30分:シニアスクール(高校生)の昼食時間に生徒と混じり会話やスポーツを楽しむ
- 午後2時5分:日本語を選択している10年生と面会
- 午後3時:ホストファミリーと面会。派遣生はそれぞれの家に帰宅
8月3日(土曜日)・4日(日曜日)
週末は、それぞれのホストファミリーと休日を楽しみました。英語漬けの2日間でしたが、ホストファミリーとの深い絆が生まれた休日となりました。
終日 派遣生は各自、ホストファミリーと過ごす
8月5日(月曜日)
派遣生は、ホストスチューデントと一緒の授業を受講しました。
- 午前8時30分:登校
- 午前8時55分から午後2時55分:授業(5時限授業)
- 午後3時:下校
8月6日(火曜日)
昭島市派遣生達で西オーストラリア州の観光地ピナクルズを見てきました。ピナクルズは、原生林が枯れ、中に堆積した石灰層だけが残ってできた岩のようなものが砂漠に点在し、とても不思議な光景を形成しています。また、ランセリン砂丘でサンドボードを体験しました。
- 8時40分:シェントン・カレッジ集合。ピナクルズに向け出発
- 正午12時から午後1時:ピナクルズ見学
- 午後1時30分から午後2時30分:昼食
- 午後3時から午後4時45分:ランセリン砂丘にてサンドボード(砂すべり)体験
- 午後7時:学校到着
8月7日(水曜日)
日本語の選択授業でシェントンの生徒と一緒に授業を受けたり、英語の特別授業を受けました。昼食時間に派遣生が「日本、東京、昭島について」の発表を行い、夕方からは「さよならパーティー」が開かれました。
- 午前8時30分:登校
- 午前9時:11年生の日本語授業に参加
- 午前10時:12年生の日本語授業に参加
- 午前11時:英語の授業
- 午前11時30分:さよならパーティーの準備
- 正午12時40分:昭島・東京・日本の紹介発表
- 午後1時15分:さよならパーティーの準備
- 午後2時30分:オージーフットボールの見学
- 午後3時:下校
- 午後6時:さよならパーティー
8月8日(木曜日)
シェントン・カレッジの学校生活も最終日となりました。この日はホストスチューデントと一緒の授業を受講しました。夜、ホストファミリーに空港まで送ってもらい、最後のお別れをし、パースを後にしました。
- 午前8時30分:登校
- 午前8時55分から午後2時55分:授業(5時限授業)
- 午後3時:下校
- 午後9時45分:パース国際空港に集合。ホストファミリーと最後の別れを惜しむ
- 午後11時55分:パース国際空港から経由地香港に向け出発
8月9日(水曜日)
たくさんの思い出を胸に、派遣生全員無事に帰国することができました。
- 午前7時40分:香港国際空港到着
- 午前9時10分:香港国際空港から目的地成田に向け出発
- 午後2時30分:成田国際空港到着。バスで昭島市役所に向け出発
- 午後7時:市役所到着 解散
派遣生の感想文(抜粋)
- 思ったのが、「英語」は勉強の科目なんかでなく、「言語」なんだということ。そして「他国」という壁をなくす、1つの方法なのだということ。オーストラリアを訪れて、「英語」の見方が変わった。次は、もっともっと英語を話せるようにして外国を訪れたい。
- 文法は正確でなくても、伝える気持ちがあれば、相手の人も理解しようとしてくれます。このことを学べたことは私にとって大きな財産となりました。(中略)私がオーストラリアでの1週間をこんなにもすばらしいものにできたのは、沢山の人の支えがあったからです。本当に感謝しています。
- 私はこの交流事業で、オーストラリアに行くまで、とても大切なことを忘れていました。それは、国が違って、言葉や文化が違っても笑顔などの表情は変わらないということです。(中略)もっと英語を勉強して、話せるようになりたい、そして一緒に笑いたい、というのが今では私の目標となっています。
- 自分は、パースに行くまで、自分の心の中の道は、自分一人が歩けるくらいの広さであった。そのため、自分の道を30センチメートル広げたいと思った。(中略)パースに行って、自分の道は30センチメートル、いや1Mは広くなったような気がします。
- 私がこの体験から学んだことは数え切れない程ありますが、1つは新しい友達です。ホストスチューデントやホストファミリーはもちろんですが、シェントンカレッジの子、昭島市の19人、友達ではないかもしれないけれど、日本語教師のロビー先生、かおり先生。引率してくれた引率者の先生方もこの事業に参加したから知り合えた人たちです。一人ひとりがかけがえのない友達です。
- 私は外国人が苦手でした。英語も本当に苦手でした。けれど、パースに行って生活してみると、英語を話すことが楽しいと思ったし、英語が話せないため苦手だった外国人ともっと話してみたいと思いました。英語を話せないことは行く前と変わりませんが、英語を話すことに対しての意識が変わりました。
- 英語を勉強する意味が明確になりました。今まで私は何となく英語を勉強していました。でも事業を通じ英語は「相手とのコミュニケーションをとるための道具」だと思いました。私がもっと英語を話せていたらクラスメイトの子達とも、もっと仲良くなれていたのではないか、と思うと悔しく思えました。だから私はもっと英語を勉強して日常英会話が問題なく話せるようになりたいという目標ができました。
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