平成28年4月1日号
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2昭島市役所☎042-544-5111(代表) 本年は、第五次総合基本計画の後半期に入る大切な1年です。人口減少、超高齢化社会のもと昭島市が引き続き成長・発展を続けるため、平成27年度に策定した「まち・ひと・しごと創生 昭島市総合戦略」を、総合基本計画との整合性を図りつつ、戦略的・一体的に展開します。そして、魅力ある都市として将来に誇ることのできる「元気都市あきしま」の実現に向け、まちづくりを力強く進めてまいります。 本市は、行政のみならず、市民の皆様や企業の皆様のお力添えで、多摩の中核都市にふさわしいまちとして発展を遂げつつあります。都市基盤の整備も進み、新しいまちの姿も徐々に見えてきました。 一方で、(仮称)教育福祉総合センターをはじめとする今後の大規模建設事業、保有する公共施設の老朽化への対応など、更なる財政需要の高まりが予想されます。市財政にとって引き続き厳しい状況が続きますが、これら喫緊の課題に対応し、財源に裏打ちされたまちづくりを進めます。 質の高い都市基盤整備と潤い豊かな環境は、都市生活の基本的価値にほかなりません。総合基本計画のこれまでの取り組みを評価・点検するとともに、「人間尊重」、「環境との共生」というまちづくりの理念に立ち返り、これまで培ってきた都市としての魅力、水や緑に恵まれた環境などを昭島市の価値として再認識し、これらを活いかしたまちづくりを更に積極的に進めます。 今後も、ハード面とソフト面が融合した魅力ある自治体として、未来に夢と希望と元気が持てるような施策展開を基本に、次の5点を重点的に取り組んでいきます。重点的な取り組み1にぎわいと活力にあふれ、快適で魅力のある、人が訪れるまちづくりへの取り組み2健康で福祉が充実し、地域全体で子育てを支援するまちづくりへの取り組み平成28年度の市政運営の基本方針市議会定例会の初日(2月26日)に、北川市長が市政運営の基本方針を、木戸教育長が教育施策推進の基本的考え方を表明しました。その概要をお知らせします。昭島市長 北川穰一 「元気都市あきしま」の実現のためには、市民の皆様が健康で元気でなければなりません。自らの健康は自ら守ることを基本に、予防を重視した健康づくりを実践していく必要があります。 スポーツを通じた健康づくりが生活の中に定着するよう、引性化を図るための環境整備に着手します。 小規模事業者などに対する施策として事業承継や創業への支援、空き店舗を再活用する「まちのにぎわい再創出事業」などを展開し、地域経済の好循環、地域活性化を図ります。 これらの取り組みを積極的に進め、人が集い、にぎわいを創り出す、活力あふれる昭島の実現を図ります。盤の整備・充実を図る必要があります。 拝島駅南口や東中神駅の周辺整備が順調に進捗する中、図書館など多くの機能を有する(仮称)教育福祉総合センターも、新たな昭島の魅力を発信する場として、31年度中の開館を目指し整備していきます。また、都市基盤の整備と併せて昭島の地域特性を活かした施策を展開するため、あきしまの水ブランド構築・推進事業を進めます。 東京都指定無形民俗文化財の拝島日吉神社祭礼の榊祭で、屋台の人形を立ちあげての「奉ほう曳えい」は現在行われていませんが、この伝統文化を復活させ、次の世代に継承するとともに、地域活 魅力ある都市として発展していくため、市民の皆様が昭島市をふるさととして「住み続けたい」と思い、更には、市外の方も「訪れてみたい、住んでみたい」と思えるまちづくりを進めていかなければなりません。そのためには、良質で魅力ある都市基

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