市議会だより平成31年4月30
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 日本共産党昭島市議団が行った市政アンケートには、市民から生活への不安などの痛切な声や政治に対する怒りの声が寄せられている。 また、子どもの貧困対策については、実態調査を繰り返し求めてきたが、一向に調査が進まず、子どもの貧困に向き合う市の姿勢が 教育福祉総合センターの施設運営については、指定管理者制度の導入により、効率的な運営方法が選択されている。 可燃ごみの処理については、将来を見据えて基金の積み立てを行い、清掃センターの延命化を着実に図りながら、これまで以上にご 厳しい財政環境の中、行問われる重大な問題である。 横田基地の課題については、市長は、国防は国の専管事項として「判断する立場にない」としているが、これは、住民の生命と財産を守る自治体の長としての責務を投げ出すものである。 一日も早く、CV―22オスプレイの横田基地配備撤回と飛行訓練の中止を市長として求めるべきである。 以上を指摘し、本予算に反対する。■市政運営の基本方針 残り2年となった第五次総合基本計画の最終年次を見据え、本年度より本格化する次期総合基本計画の策定も念頭に置きながら、将来都市像「元気都市あきしま」の確たる実現に向け、「住んでみたい 住み続けたい 昭島」につながるまちづくりに邁進する覚悟です。 また、多種多様化、高度化する市民ニーズに対応するため、さまざまな行政課題に対応できる効率的・効果的な組織体制の確立を目指していきます。 可燃ごみ処理については、み減量化の促進に取り組むとしている。 予算全体を見ると、歳入では、市債と基金のバランスに配意され、歳出では、限られた財源を最大限有効活用しており、評価すべきものといえる。 今後、多額の財政需要が見込まれる中、策定中の公共施設等個別施設計画に基づき、公共施設の適正な保有量の確保に取り組むことを願い、本予算に賛成する。財政の健全化と持続可能な財政運営を期待する。 本予算には、待機児童対策としての保育園改築工事等の実施、受動喫煙防止の本会議での採決に先立ち、討論が行われました。平成31年度当初予算を可決とする委員長報告について一般会計討   論賛成自由民主党昭島市議団髙橋 誠 議員賛成公明党昭島市議団稲垣 米子 議員反対日本共産党昭島市議団佐藤 文子 議員平成31年度施政方針(要旨)平成31年度教育施策推進の基本的考え方(要旨)会 派 名( )内は議員数 議長は含まれない件   名自由民主党昭島市議団公明党昭島市議団みらいネットワーク日本共産党昭島市議団無会派採 決 の 結 果(5)(5)(3)(2)(1)(1)(1)平成31年度昭島市一般会計予算○○○×○○○可決平成31年度昭島市国民健康保険特別会計予算○○○×○○○可決平成31年度 会計別予算額及び議決結果区   分予 算 額前年度比議決結果一 般 会 計466億2200万円9.4%増原案可決(賛成多数)特 別 会 計国民健康保険116億2200万円0.5%増原案可決(賛成多数)介護保険90億3963万2千円2.1%増原案可決(全会一致)後期高齢者医療24億3499万3千円4.8%増原案可決(全会一致)下水道事業29億7373万5千円0.4%増原案可決(全会一致)中神土地区画整理事業3億8200万3千円2.1%減原案可決(全会一致)水道事業会計適 用科 目収   入支   出予 算 額前年度比予 算 額前年度比収益的収入及び支出19億3519万円0.0%減15億2247万円1.7%減資本的収入及び支出1598万3千円65.3%減13億5981万7千円17.4%増議決結果原案可決(全会一致)本会議において賛否の分かれたもの○は賛成 ×は反対 視覚障害のある方などに、市議会の活動をよりよく知っていただくため、声の市議会だより・点字市議会だよりを発行しています。 ご希望の方は、議会事務局までご連絡ください。電話 042-544-4476(直通)ご利用ください 声の市議会だより  点字市議会だより平成30年度予算の補正状況一般会計(第5号)当初予算426億円前回までの補正額16億1170万円今回補正額2億2800万円予算総額444億3970万円介護保険特別会計(第2号)当初予算88億4962万8千円前回補正額2億4833万2千円今回補正額1506万6千円予算総額91億1302万6千円後期高齢者医療特別会計(第2号)当初予算23億2300万1千円前回補正額4369万7千円今回補正額6701万円予算総額24億3370万8千円下水道事業特別会計(第2号)当初予算29億6294万8千円前回補正額3億7326万7千円今回補正額(減額)6815万円予算総額32億6806万5千円中神土地区画整理事業特別会計(第2号)当初予算3億9000万3千円前回補正額283万4千円今回補正額(減額)5375万円予算総額3億3908万7千円市民の皆様の立場に立ち、市の将来を見据えたうえで、当面、清掃センターの延命化をもって対応していくこととしました。今後は、これまで以上に、市民の皆様とともにごみ減量へのさらなる取り組みを加速させなければなりません。引き続き、ご理解とご協力を切にお願いいたします。 課題である公共施設の老朽化への対応については、公共施設等個別施設計画を策定し、施設の集約化・複合化なども視野に入れ、適正な維持・管理に努めます。 今年、来年と世界的なスポーツの祭典が行われる中、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会については、聖火リレーの感動を子どもたちにも肌で感じられるよう、また、大会の効果をレガシーとして継承できるよう努めます。 また、今後のまちづくりにおいては、市内企業等と連携し、活力ある昭島の構築を目指します。 引き続き、「入るを量りて出ずるを制す」を基本に、行財政の健全化と持続可能な財政運営に努めます。■予算編成の大綱 これらの基本方針に基づく平成31年度予算は、厳しい財政環境や社会経済環境の変化、市民ニーズを捉えつつ、将来の安定財源の確保に努めながら、堅実な施策展開を支える財政基盤の構築を図ったものです。5面下段へ続く 人口減少・超高齢社会の到来、予測を超える情報化・グローバル化の進展、社会的孤立や地域でのつながりの希薄化など、目まぐるしい変化の中で、学校教育・生涯学習の意義や役割も変化しています。これらを的確に捉え、教育施策を推進していかなければなりません。 こうした認識のもと、第2次教育振興基本計画に基づき、教育施策を推進していきます。※ 施政方針及び教育施策推進の基本的考え方の詳細は、「広報あきしま4月1日号」をご覧ください。あ き し ま 市 議 会 だ よ り4平成31年(2019年) 4月30日No.266

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