市議会だより平成31年4月30
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春の大地を踏みしめて(エコ・パーク)一般質問( 要 旨 ) 政府は、都道府県が示す標準保険料率の水準に国保税を統一していくよう市区町村に要求している。これは医療給付費の負担を市区町村に押し付け、国の負担を回避する狙いと指摘する。 昭島市は、赤字解消・削減計画である「国保財政健全化計画」を国に提出した 医療技術の高度化や少子高齢化の急速な進展により、一人当たりの医療費は上昇を続け、高齢者の介護等のための負担も増加の一途をたどるなど、国民健康保険の運営は厳しい状況である。 この状況の中、特定健康診査などを基本とする保健事業について、より効果的な事業展開が予定されており、こうした取り組みが市民の健康の維持・増進へとつながり、将来に向けて医療費の削減が図られることが、これは2年ごとの値上げ実施を約束したものであり、断じて認められない。 さらに、制度発足時から支出してきた国庫補助金を国が一方的に削減するなど、国の責務を放棄していることを強く指摘する。 現行の独自軽減をさらに拡大し、所得のない子どもに均等割は課税しないことなど、高すぎる国保税を引き下げることを強く求め、本予算に反対する。に期待する。 平成31年度は保険税の見直しを検討する時期であり、国民健康保険運営協議会における検討結果を踏まえながら、市民の目線と中長期的な視野に立ち、慎重かつ適切な判断を行うことを願い、本予算に賛成する。国民健康保険特別会計賛成自由民主党昭島市議団森田 久夫 議員反対日本共産党昭島市議団荒井 啓行 議員質問 これまでひきこもりは若者の問題として捉えられてきたが、その期間が長期化することで、本人が40〜50代となり、親も高齢となって生活が困窮する、8050問題が課題となっている。国は40歳以上の方の実態調査を昨年、初めて実施し、分析結果を公表する方針である。都も今年4月、保健、医療、福祉施策の連携のため、福祉保健局に所管を移すこととなった。①ひきこもり対策の基本的な考え方は。②これまでの取り組みは。③国や都の対応を受けた今後の対策は。答弁 ①関係機関が連携し、きめ細やかな対応を継続して行う必要がある。必要な質問 市民の健康対策について、①がんで亡くなる人が多い中、各種がん検診の受診率向上に向けた取り組みは。②産後ケア事業の中で、産後鬱を防ぐための対策を早期に実施すべき。答弁 ①無料クーポン券の配付など受診勧奨を図ってきた。今後も、コール・リコール制度の導入を含め、総合的な検討を進めていく。②心身のケアが必要な母子などにアウトリーチ型の支援を開始する予定である。質問 幼児教育の無償化は、教育を受ける機会の均等を図るとともに少子化対策にもなる。市内の対象の子どもの人数と市の財政負担は。答弁 認可保育所等1千632質問 市民と行政の協働による誰にでもやさしいまちづくりに向け、①まちの危険箇所を探す「おさんぽサポーター」制度を導入しては。②国や都がひきこもり対策を強化しているが、ひきこもり支援について市の考え方は。③LGBT、SOGI等、性の多様性が理解され一人一人が生きやすい社会を実現するため、市でも様々な取り組みをすべきと考えるが、所見は。答弁 ①危険箇所の情報を質問 近年のゲリラ豪雨への対策について、①住宅街では雨水管が未整備の地域もあるが、計画的に整備していくのか。②区画整理エリアでは事業終了後に雨水管の敷設を進めるようだが、中神土地区画整理事業地区の進捗状況を考えると、現段階で対策が必要では。答弁 ①昨今の浸水被害等の状況を把握する中で優先度をはかり、実施計画に反映させ、推進している。②既存道路への整備は困難性支援を円滑に提供できる体制の整備を、引き続き進めていく。②相談先の情報提供や、くらし・しごとサポートセンターでのアウトリーチ型の支援などを実施している。③どのような取り組みが可能となり、効率的で効果的なものとなるのか、総合的に検討していく。質問 大阪府北部地震以降、公共施設のブロック塀の緊急点検が行われたが、民間施設や住宅のブロック塀への安全対策も急務である。危険と思われる民間所有のブロック塀について、①所人、幼稚園1千187人、認可外保育施設39人の見込みで、一般財源は減となる見込み。質問 東京オリンピック・パラリンピックの開催が来年に迫ってきたが、①大会の成功及び大会後のレガシーに向けた取り組みは。②オリンピック・パラリンピック教育として、聖火ランナーに沿道から声援を送る応援ボランティアを子どもたちが行っては。答弁 ①事前キャンプ候補地の招致と合わせ、ホストタウンへ向けた取り組みを加速させていきたい。②大提供できる仕組みや、解決にむけた市民との協働の取り組み手法を調査・研究し、安全で安心なまちづくりに努めていく。②当事者だけではなくその家族も含め、教育、保健、福祉、医療などの関係機関が連携し、継続した支援ができる体制の整備に努めていきたい。③国や都、先行自治体の取り組み状況を確認しながら、どのような対応が可能か検討していきたい。質問 小中学生の居場所づくりについて、①子どもたちが多様な人と関わり合い、があるため、新たな浸透桝の設置や既存施設の清掃等、可能な限り、対応していく。質問 都市計画図から見るまちづくりについて、①基本的な考え方は。②賑わいのあるまちづくりを行えるよう、中神駅北口周辺の建ぺい率・容積率の制限を緩和しては。答弁 ①都市計画マスタープランを市民と共有し、魅力あるまちづくりを図っていく。②指定基準による建ぺい率・容積率の限度に達していることから、困難性がある。有者に対応を促す必要があると考えるが、所見は。②撤去し、木塀を新設する際の補助金の財源として、森林環境譲与税を活用しては。答弁 ①市民から相談が寄せられた際には、所有者に改修等を依頼している。個々の事情に応じ、粘り強く依頼していく。②多摩産材の利用等を条件に可能と認識している。森林環境譲与税については、最適な事業への財源となるよう、検討していく。会を身近で感じられる貴重な機会として、どのように関わることができるのか、学校等と調整を図っていく。質問 大師通りから諏訪松中通りに至る昭島都市計画道路3・4・1号の整備における進捗状況と見通しは。答弁 平成30年度に用地取得が完了し、現在道路整備を進めている状況にある。第1期事業区間は平成39年度末の完成を、第2期事業区間は平成31年度末の暫定供用開始を目指している。見守られながらのびのび育つ環境が必要と考える。学校図書館を利用して、多世代交流の場としての放課後カフェの取り組みを行っては。②小中学校の昇降口等に、友達と話したり、休んだりできる憩いの場として、ベンチを設置する考えは。答弁 ①学校図書館の利用は、運営体制、人員確保、下校時の安全確保等の課題があるため、先行自治体を参考に、調査・研究したい。②ベンチを設置した小中学校では、子どもたちが気軽で快適に利用していると聞いている。昇降口ベンチの設置について、安全管理体制や設置場所などの課題があるため調査・研究したい。質問 保育園の待機児童対策について、①今後の対応は。②市が窓口となり、空きのある認可外保育施設への受け入れを行う考えは。答弁 ①既存園の改修・改築による定員増を行うとともに、立川基地跡地昭島地区周辺への施設整備を検討する。②施設設置者と保護者の個人契約のため、申請受付はできないが、必要に応じて、定員に余裕のある認可外保育施設の情報提供などを保護者に行っている。質問 学童クラブについて、現状は待機児童を他の学童クラブへ送迎し、対応しているが、新設する予定は。答弁 待機児童数の推移を見ながら検討していきたい。誰もが活躍できる社会の実現について公明党昭島市議団吉野 智之 議員市民の健康対策について公明党昭島市議団稲垣 米子 議員誰にでもやさしいまちづくりについてみらいネットワーク篠原 有加 議員近年のゲリラ豪雨による昭島市の対策を伺う無  会  派小林 こうじ 議員観点からの屋外公衆喫煙所設置工事、昭島都市計画道路3・4・1号の第2期工事部分の供用開始など、実現を訴えてきた多くの事業や施策が反映されている。 一方、清掃センターの延命化については、将来を見据えた決断であると理解するとともに、市民と協力してごみの減量に努めること、また、3か年計画の小中学校の体育館空調機器設置事業については、一日でも早い完了を望む。 以上、数多くの事業や施策が評価できる内容となっており、本予算に賛成する。4面下段よりあ き し ま 市 議 会 だ よ り5平成31年(2019年) 4月30日No.266

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