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昭島市

非核平和都市宣言

更新日:2014年9月5日

昭和20年の8月、広島と長崎に原爆が投下され、一瞬のうちに多くの尊い命が失われました。二度とこの惨状を繰り返してはならないとの認識のもと、昭島市は、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願って、昭和57年に「非核平和都市宣言」を行いました。

宣言をして20年以上が経ちますが、世界の核保有国は、今なお3万発以上の核兵器を保有しており、地球と人類に重大な恐怖を与えています。

宣言の「世界の恒久平和は、人類共通の願い」、「核軍備のない世界を」、「核兵器 持たず・つくらず・持ち込ませず」といった内容は、今も極めて重要な意味を持っているといえます。

市では、宣言の趣旨に沿い、「核と平和を考える市民のつどい」をはじめとした平和事業や横断幕の掲出等をとおして、戦争の恐ろしさ、平和の尊さを訴えています。

また、世界各国で行われる核実験や未臨界核実験には毎回、厳重な抗議を行っています。

 

昭島市非核平和都市宣言

 

世界の恒久平和は人類共通の願望である。

しかるに、核軍備拡大競争は依然として続けられ、人類が平和のうちに生存する条件を根本からおびやかす段階に至っている。また、通常兵器の軍備拡大競争も一段と激化し、世界の各地で武力紛争や戦争が絶え間なく続き、限定核戦争の脅威がせまっている。

我が国では、世界の唯一の核被爆国として平和を愛するすべての国の人々とともに人類の安全と生存のため、核兵器禁止を求めるねばり強い国民的な運動が続けられてきた。

今こそ我が国は、核兵器の完全禁止と軍備縮小の実現に積極的な役割を果たすべきである。

したがって、我が昭島市は、非核三原則の完全実施を願い、あらゆる国のあらゆる核兵器に反対し、その完全禁止と軍備縮小を求め、あわせて国際連帯のもとに核兵器廃絶の世論を喚起するため、ここに非核平和都市となることを宣言する。

  

昭和57年7月10日 

 

昭島市
昭島市議会

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