平成26年度環境学習講座第3回
更新日:2017年4月14日
第3回環境学習講座
平成26年9月16日(火曜日)(午後1時から午後4時30分)
- 講義 保健福祉センター(あいぽっく)4階 講義室
- 講師 青梅市文化財保護指導員(駒沢大学文学部非常勤講師)角田清美 氏
- 見学地 昭島の3大井戸と拝島湧水群
- 講座のねらい 私たちの生活になくてはならない大切な“水”について学ぶ。
(講座要旨)
講義(角田先生)13時から14時
角田先生の資料に基づき
- 明治15年の地図 ほとんど畑、桑畑、民家は多摩川沿いにあるだけ。地図を作った人が違うのでうまくつなぎ合わせたが少しのずれがある。この時は作目村がまだあった。東から郷地村、福島村、築地村、中神村、宮沢村、大神村、上川原村、作目村、拝島村 9つの村があった。
- 大正13年ごろ、立川飛行場が出来ている。青梅線がある。作目村はなくなっている。家が少多くなってきた。
- 昭和5年頃 ほかの国に飛行場などわからないように消えている。上川原村は北に上がってきて上川原になっている。
- 昭和41年ごろ ほとんど今と変わらなくなってきた。人口がすごく多くなってきている。
水みちや地形、地層などを資料を見ながら説明をしていただきました。
とても難しく初めての受講生はと思いきや、その都度先生に質問がとても多く、興味津々のようでした。
フィルードワーク(バス移動)14時から
九箇村用水樋管跡
- 九ケ所の村に用水を入れる用水口です。明治44年7月に作られた樋管の入口跡です。拝島、田中、大神、宮沢、中神、築地、福島、郷地の八村と立川の柴崎村です。水量が減り使われなくなった。 水門脇には水神様がある。
昭和用水堰
- 昭和の初めに九箇村用水が水量が減り使われなくなり、新たに昭和水堰が作られた。
龍津寺の湧水
- 龍津寺の南側の下の川に積まれた大きな岩の間から流れ出てくる湧水。年々湧いてくる水は少なくなってきている。
花井の井戸(柴田家の敷地内)
- 湧水が枯れて一滴の水も出ていなかった。
おねいの井戸、拝島湧水群(日吉神社)
- おねいの井戸は水が張っていたが湧いているようではなかった
- 日吉神社から下の池に流れ出ている水は今は湧水ではなく水道の水だそうです。
- 堂坂の湧水は今は音をたてて流れていたが、時期的には出なくなる時期もある。
質疑応答、アンケート(15時50分)
拝島大師東駐車場よりあいぽっくに到着
終了・解散(16時30分)
(司会:永井康淑 書記:田中近江)
環境部 環境課 計画推進係(2階7番窓口)
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