平成24年度省エネ対策講座
更新日:2017年4月14日
省エネ対策講座
平成24年10月13日(土曜日)(午前10時から正午まで)
健康福祉センターあいぽっく 視聴覚室
- 講義:夏の省エネを振り返って
- 講師:足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ 山崎 求博氏
- 講座のねらい:省エネ対策を振り返り、より効果的な対策を考える。
(講座要旨)
- 前回の省エネ講座で学んだことを実践し、その効果を実証するために電力会社が毎月発行する「電気使用量のお知らせ」に基づく電力使用量(平成23年・24年の7月分から9月分まで)を集計した。受講生らの集計結果を山崎講師に評価してもらった。その結果、平成23年に対し平成24年の電力使用量は全平均で2.5%減少しており、多くの受講生の省エネ行動において成果が確認できた。この手法は、誰でも簡単に電気使用量の「見える化」が図られ、節電行動への動機づけとなろう。
- 後半では、受講生らによるワークショップがあり、無理せず楽しく節電するための秘訣やエコ自慢などが披露された。以下にその概要を示す。
生活態度の見直し
- 街なか避暑地(地区会館など冷房完備の諸施設)を利用する
- 早寝早起きをする
- 首巻保冷剤を利用する
- 待機電力をなくす(コンセントを抜く)
- 出来るだけ家族一緒の部屋で過ごす
周辺環境の整備
- グリーンカーテン、よしず、すだれ、農業用ネットなどで直射を遮る
- 室内の通風を良くする
- 二重窓にする・夜は窓を全開にする
冷房
- 室外機を濡らした新聞紙などで覆う
- 扇風機をこまめに使用する
- エアコンは使わず扇風機やうちわを活用する
冷蔵庫
- 自動製氷に頼らず製氷皿を利用する
- 冷蔵庫の中身を整理整頓し、少なめにする
- 温度設定を時期に応じて弱めにする
調理方法
- ガスの余熱を利用する
- まとめて炊飯し冷凍して保管する
- 電子レンジを活用する(状況によっては電子レンジをなるべく使わないという意見もあった)
- 電気ポットよりエアポットを使用する(一日分を朝に沸かす)
- ペットボトルの水を太陽熱で温め料理用水とする
照明
- 白熱灯をやめる(LED、蛍光灯)
- こまめに消灯する
- 不要な照明は点けない(廊下など)
テレビ
- だらだら見ない
- 見たい番組だけを見る
- ラジオを活用する
家電の買い替え
- 旧式の家電は省エネタイプの新式に買い替える
- 家電が不必要に多機能となっている(はたして省エネと云えるかという意見有り
話し合いの中では、次のような悩みも披露された。
- 家族の生活スタイルがバラバラで、省エネ行動の障害になっている
- 家族が1日中、電灯をつけテレビを見ている
- 防犯を考えると照明を消すわけにはいかない
(記録:環境学習講座スタッフ 永井 康淑)
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