第6回環境学習講座「暮らしの中の生物(いきもの)たち」
更新日:2019年10月5日
- 日付
- 平成30年2月23日
- 時間
- 午前9時30分から正午
- 場所
- 市役所(本庁2階205会議室)
- 講師
- NPO法人 自然環境アカデミー
事務局長野村亮氏 - 参加者
- 14名(参加市民8名+事務局2名+スタッフ4名)
- 内容
- 暮らしの中の生き物たちをテーマに、市役所会議室にて講習会を開催しました。
第6回環境学習講座では、生物(哺乳類)の剥製や画像を参考に専門講師による説明を受けながら、身近な生物や外来種についての生態及び特徴などについて学びました。
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講義の様子1
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講義の様子2
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講義の様子3
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講義の様子4
展示した剥製(在来種・外来種など)
アナグマ(在来種)、テン(在来種)、タヌキ(在来種)、ハクビシン(外来種)、キツネ(在来種)、タイワンリス(外来種)、二ホンリス(在来種)、アライグマ(外来種)、オオタカ(鳥・在来種)
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アナグマ
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テン
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タヌキ
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ハクビシン
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キツネ
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タイワンリス
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ニホンリス
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アライグマ
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オオタカ
講座内容
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昭島市の環境とその特徴は、河岸段丘地形からなっているのが大きな特徴。
生息環境としては、多摩川、玉川上水、崖線・湧水、加住丘陵(滝山)、北の森(代官山)、昭和記念公園、水田、畑、などをとおして生き物同士のつながりがある。 -
どのような生き物がいるのか(哺乳類と鳥類について)
哺乳類(タヌキ、アナグマ、ハクビシン、アライグマ)など
鳥類(年間通せば100種以上)
留鳥(オオタカ、アオゲラ、カルガモ、キジ、イカルチドリ)など -
哺乳類・鳥類に関して近年の動向と変化について
減ってしまった環境は、水田、畑、林、河原が減少してきた。
増えた環境は、住宅地、空き家が増加した。
よって、生き物たちの生息域が狭まり交通事故死や、餌場・繁殖場などが減少している。 -
最近問題視されている外来種
ハクビシン(夜行性、樹上生活しているが地上へ降りた際の目撃情報多い)
アライグマ(近年ハクビシンより多く確認され獰猛で危険視されている)
近年は、人、農水産、在来生態系、建造物への被害が拡大している。 -
わたしたちの暮らしに関わる生き物
かつて身近かに生息し、環境指標ともみなされているツバメ(水田)、ヒバリ(畑、河川敷)、カモ(水面)、カワラノギク(玉石河原)などが見られなくなった。外来種の動植物が繁殖し生態系への影響が懸念されている。
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