包括連携協定に基づき、新たに3つの合意書を締結

令和5年3月1日、昭島市は、「カーボンニュートラルシティの実現に向けた包括連携協定」に基づき、昭島ガス株式会社、東京ガス株式会社の3者で、「太陽光PPA事業」及び「低炭素エネルギー普及拡大と地域共創スキーム創出」の共同検証に関する基本合意書を締結しました。
また、昭島ガス株式会社、東京ガス株式会社、日本カーソリューションズ株式会社との4者で、「避難所等のレジリエンス強化」の共同検証に関する基本合意書を締結しました。

太陽光PPA事業の共同検証（概要）

• 公共施設への太陽光発電設備の導入に向けた、現地調査、太陽光パネル等の設置計画検討・導入費用算定等（令和5年度は市役所本庁舎を調査予定）

低炭素エネルギー普及拡大と地域共創スキーム創出の共同検証（概要）

• 市民及び市内企業への低炭素エネルギーの供給、市又は市民への地域還元策の検討
• 教育の推進による省エネ行動への変容促進
• その他市域全体のカーボンニュートラルの実現に関する事項

避難所等のレジリエンス強化の共同検証（概要）

• 災害時の避難所等を対象とした常用非常用兼用電源設備やパワーコンディショナー（V2H、V2L）の最適配置検討、導入費用算定、導入計画策定等

注：太陽光PPA（Power Purchase Agreement：電力購入契約）とは、設備設置事業者（PPA事業者）が施設に太陽光発電設備を設置し、施設側は発電した電気を購入する契約のことです。屋根貸し自家消費型モデルや第三者所有モデルとも呼ばれており、施設側は設備を所有しないため、初期費用の負担や設備の維持管理をすることなく、再生可能エネルギー由来の電気を使用することができます。
注：V2Hとは、「Vehicle to Home」の略で、電気自動車等の大容量バッテリーから電力を取り出し、分電盤を通じて家庭の電力として使用できる仕組みのことです。
注：V2Lとは、「Vehicle to Load」の略で、電気自動車等の大容量バッテリーから電力を取り出し、電気機器に電力供給を行う仕組みのことです。