中神土地区画整理事業のありかたについて

昭島都市計画中神土地区画整理事業は、昭和39年に事業認可を受け、現在に至るまでに工業用地の整備やJR中神駅北口駅前広場を含む都市計画道路、上下水道などの整備が完了し、地域の発展に寄与してきました。しかしながら、当初の事業認可から半世紀余りが経過しておりますが、事業完了には至らない状況にあります。このような事業の長期化を受け、昭島市では昭島都市計画中神土地区画整理事業第二工区調査会及び第三工区調査会に対し、令和2年度に市長より中神土地区画整理事業のありかたについて諮問し、検討していただきました。検討結果をふまえ、令和3年5月6日に各調査会会長より市長へ答申されました。

• 諮問：第二工区（PDF：156KB）、第三工区（PDF：73KB）
• 答申：第二工区（PDF：183KB）、第三工区（PDF：115KB）
  
  

「中神駅北側地域整備構想」

市では、各調査会会長からの答申及び「昭島都市計画中神土地区画整理事業区域の市街地整備のためのガイドライン」（関連ファイル参照）に基づき、今後の基本的な方針を定めた「中神駅北側地域整備構想」を策定しました。中神駅北側地域整備構想では、以下のとおり、まちづくりの基本方針を定めています。

第二工区

長期化している現状をふまえ、安全で安心して快適な都市生活を送れるまちづくりの早期実現を目標とします。

• 駅前ブロック：引き続き土地区画整理事業を進め、早期完了を目指します。
• 北ブロック・西ブロック：事業手法を変更し、地区計画により地区施設として道路及び公園の用地を確保できるよう担保し、必要な公共施設の整備を行います。

第三工区

安全で安心して快適な都市生活を送れるまちづくりの早期実現を目標とします。

その目標に向け、事業手法を変更し、地区計画により地区施設として道路の用地を確保できるよう担保し、また、公園の必要性について十分な検討を行い、必要な公共施設の整備を行います。

区域内道路等検討委員会

この地域整備構想に基づき、令和3年7月に地域住民・地権者及び学識経験者により構成される区域内道路等検討委員会を設置し、第二工区の北ブロック・西ブロック及び第三工区において、事業手法を変更した後の道路網を中心とする公共施設等の整備について検討し、住民説明会で意見を伺ったうえで、代替計画の策定に必要な事項を取りまとめ、市長に報告いたしました。

「中神駅北側地域整備計画」

区域内道路等検討委員会での検討結果を受けて、同地域を対象に安全で安心して快適な都市生活を送れるまちづくりを早期実現することを目的として、具体的な方針や都市計画への反映事項などを定めた「中神駅北側地域整備計画」を策定しました。

中神駅北側地域整備計画（PDF:4.5MB）

同計画の策定にあたっては、令和4年1月26日に市長より第二工区及び第三工区の各調査会に対して計画案を諮問するとともに、同年2月16日から3月1日（土曜日・日曜日・祝日を含む）まで土地区画整理事務所大会議室において、権利者および地域住民の皆様に対して、パネル展示形式による説明会を開催いたしました。

説明会にていただいたご意見（総括表）（PDF:296KB）、個別意見（PDF:205KB）

そこで頂いたご意見・ご質問について各調査会において検討していただき、検討結果を踏まえ、同年3月31日に各調査会会長より市長へ答申されました。9月には市議会全員協議会にて全会一致で了承されました。

諮問：第二工区（PDF:72KB)、第三工区（PDF:289KB)
答申：第二工区（PDF:196KB)、第三工区（PDF:201KB)