Eコース(多摩川自然散策コース)
更新日:2020年10月30日
あきしまの史跡めぐり Eコース(多摩川自然散策)

注:上の地図を関連ファイルからダウンロードすると拡大します。
- 所要時間 約2時間
- 消費エネルギー 約441キロカロリー
- 交通 バス停啓明学園(拝島駅行、拝島営業所行、立川駅行等)、バス停新道福島(立川駅南口行)
- 築地の渡し跡から東中神駅へ徒歩約25分
拝島町から福島町まで、多摩川沿いを歩くコースです。
1.九ヶ村用水取水口跡
江戸時代以来、昭島・立川両市域の水田をうるおしてきた通称立川堀の多摩川取水口。水門の脇には水神の石碑が建つ。
2.昭和用水堰
昭和8年(1933年)、九ヶ村用水取水口から引く水量が少なくなったため新たに建設。多摩川・秋川の水を取り入れ、昭和用水(立川堀)に流した。
現在でも市域の水田をうるおしている。
3.霞堤
地元では「食い違い」と呼ばれている。堤防にはあらかじめ切れ目を入れ、洪水時に堤外に浸水させて決壊を防ぐものである。名称は二重堤防が連続することで、霞がたなびいたように見えることに由来する。
4.砂利採取場跡と砂利鉄道
堤防北の方形に張り出した場所には、川の対岸から砂利を引き上げる施設があり、戦前は五日市鉄道の武蔵田中駅(市役所南東)からここまで砂利鉄道が敷設されていた。
5.アケボノゾウ足跡化石出土地
平成11年(1999年)夏、洪水で洗われた水道橋付近から、約170万年前のアケボノゾウ足跡化石が発見された。
6.市立拝島自然公園
昭和55年(1980年)開園。多摩川の河川敷に自然を生かして建設。
野鳥・植物などの自然観察に最適。
7.拝島の渡し跡
江戸時代初頭に開設された日光街道(八王子-日光)多摩川の渡し。
昭和10年(1935年)から5から6年は八王子-川越間の定期バスもこの渡し舟で渡ったという。
8.あきしま水辺の楽校
日野用水堰上流の川岸で、小さな池や湿地帯などがあり、多摩川の自然を楽しめる。ここは各種の魚や季節の野鳥・野草が観察できる憩いの場所になっている。
9.平の渡し跡
八王子市平と大神を結んでいた。拝島の渡しが開設される前からあった古い渡し。八王子城を視察した徳川家康もここを渡って川越方面に向かったという。
10.アキシマクジラ出土地
昭和36年(1961年)8月、全長約16メートルのクジラの化石が発見され、アキシマクジラと命名された。
11.八高線列車事故と車輪
昭和20年(1945年)8月24日朝、豪雨の鉄橋上で列車が正面衝突し、客車が川に転落して少なくとも105名が死亡する大惨事が起こった。
平成13年(2001年)事故車両の車輪が川から引き上げられて展示されている。
12.築地の渡し跡
明治以降は福島の渡し跡とも呼ばれた。村山-築地-八王子方面を結ぶ大山道の渡し。
生涯学習部 アキシマエンシス管理課 文化財係
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