陸上自衛隊V-22オスプレイの予防着陸について(令和5年9月4日より掲載)
更新日:2023年10月13日
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容(その6)(10月11日付)
標記の件について、北関東防衛局より情報提供がありましたのでお知らせいたします。
【情報提供内容】
- 8月31日(木曜日)に航空自衛隊静浜基地に予防着陸した陸上自衛隊V-22オスプレイにつきまして、同基地においてギアボックスの交換作業等を終え、本日、木更津駐屯地に帰投しました。
- 防衛省としては、引き続き適切な点検を行うとともに、安全な運用に努めてまいります。
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容(その5)(10月11日付)
標記の件について、北関東防衛局より情報提供がありましたのでお知らせいたします。
【情報提供内容】
「8月31日(木曜日)に予防着陸した陸上自衛隊V-22オスプレイは、本日、午前中に静浜基地から木更津駐屯地へ帰投する予定です」
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容(その4)(10月3日付)
標記の件について、北関東防衛局より情報提供がありましたのでお知らせいたします。
【情報提供内容】
- 8月31日(木曜日)に予防着陸した陸上自衛隊V-22オスプレイは、現在、航空自衛隊静浜基地においてギアボックスの交換作業を行っていますが、当初予定していたスケジュール(10月下旬完了)よりも早まる見込みとなりました。
- 交換作業終了後、
- 早ければ10月6日(金曜日)に、地上において試運転を含む機能点検を行い、
- その結果を踏まえて、10月10日(火曜日)以降に航空自衛隊静浜基地周辺の洋上において試験飛行を行い、
- さらに最終的に機体の点検を行った上で問題がなければ、10月11日(水曜日)以降、木更津駐屯地に帰投する予定です。
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容(その3)(9月12日付)
標記の件について、北関東防衛局より情報提供がありましたのでお知らせいたします。
【情報提供内容】
- 金属片を分析した結果、ギアボックス内のギアの一つが摩耗していることを確認しました。
一般的な事象として、ギアボックスの内部では、ギア等が高速回転しているため、様々な部品が摩耗して金属片が発生する場合があり、今般の金属片の発生は、これに該当します。
- 今後、航空自衛隊静浜基地において、陸上自衛隊部隊によりギアボックスを交換する作業を行います。
- 作業の具体的内容は、
- エンジン等を取り外した上でギアボックスの交換
- 機能点検
- 試験飛行
といった工程となります。
- この整備作業の完了まで、天候にもよりますが約1か月半を見込んでおります。
- 防衛省としては、引き続き適切な点検を行うとともに、安全な運用に努めてまいります。
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容(その2)(9月1日付)
標記の件について、北関東防衛局より追加の情報提供がありましたので、お知らせいたします。
- 8月31日(木曜日)午後2時10分頃、訓練のため静岡県沖上空を飛行中であった陸上自衛隊V-22オスプレイについて、予防着陸を促すランプが点灯したことから、所定の対応手順に従い、最寄りの航空自衛隊静浜基地に予防着陸しました。
- なお、人員の負傷、機体への外傷、部外への被害等はありません。
- オスプレイは、高感度のセンサーが内部に張り巡らされており、整備の必要性等を早期に知ることが可能です。
- 当該陸上自衛隊V-22オスプレイのナセル内部の「プロップローター・ギアボックス」という、エンジンの動力をローターに伝達する装置に金属片が発生したことを知らせ、予防着陸を促すランプが点灯しました。
- ギアボックスの内部では、ギア等が高速回転しているため、様々な部品が摩耗して金属片が発生する場合があり、これは一般的な事象です。
- ギアボックス内の点検、発生した金属片の成分について、現在、分析中であり、時期等について確定的に申し上げられませんが、9月上旬までには成分分析を完了させ、これに基づいて整備を行います。
- 金属片の分析結果に基づき整備の方法は決定されますが、一般的に
(1)ギアボックス内部の洗浄
(2)構成品の交換等が考えられます。 - なお、今回の事象は、HCEではありません。
- 今般の事象は、陸上自衛隊オスプレイの設計技術上の課題ではなく、運用する上で一定程度生じる部品の摩耗であることから、引き続き、安全性に配慮しながら運用してまいります。
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容(8月31日付)
標記の件について、北関東防衛局より情報提供がありましたのでお知らせいたします。
- 8月31日(木曜日)、陸上自衛隊V-22が、訓練のため陸上自衛隊木更津駐屯地を離陸し、静岡県御前崎沖上空を飛行中であったところ、予防着陸(注)を促すランプが点灯したことから、所定の対応手順に従い、最寄りの航空自衛隊静浜基地に予防着陸しました。
- なお、今回の予防着陸によって、人員の負傷、機体への外傷や部外への被害はありませんでした。
- 引き続き情報が入り次第お知らせいたします。
(注)飛行中の航空機が、不具合の発生、気象状況の急激な悪化等に際し、更なる事態の悪化を防止するため、念のため意図的に着陸することを指す。
陸上自衛隊V -22オスプレイ の 予防 着陸について(口頭要請)
立川飛行場周辺自治体連絡会(幹事:立川市長)は北関東防衛局長に対し、次のとおり口頭要請しましたのでお知らせいたします。
要請日
令和5年9月1日(金曜日)
要請先
- 北関東防衛局長
要請元
- 立川飛行場周辺自治体連絡会(幹事:立川市長)
要請内容
令和5年8月31日に、陸上自衛隊V-22オスプレイが訓練のため陸上自衛隊木更津駐屯地を離陸し、静岡県御前崎沖上空を飛行中に予防着陸を促すランプが点灯したことから、航空自衛隊 静浜基地 に予防着陸しました。「予防着陸」は事態の悪化を防止するための措置であることは理解いたしますが、陸上自衛隊V-22オスプレイは立川飛行場への訓練も実施されていることから、周辺住民に不安を与えるものです。
貴職においては、このような状況を十分に認識され、次のとおり対応す るよう要請します 。
- 今回の予防着陸の原因究明を行い、説明を行った上で、再発防止の徹底を図ること。
- 所属機の点検整備を強化し、安全確保の徹底を図ること。
- 以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。
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