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昭島市

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令和元年度内部監査が行われました

更新日:2020年10月29日

EMS内部監査とは

 EMSがISO14001の規格要求事項及びEMS文書の取り決めに適合しているかどうかを検証するとともに、マネジメントレビューの資料を提供するために内部監査を実施しました。(マネジメントレビューとは、EMSが引き続き適切かつ有効であることを確実にするために実施する、市長によるEMSの見直しです。)

令和元年度EMS内部監査

  • 令和元年度EMS内部監査は7月8日から10日にかけて行われました。
  • 内部監査の対象課は、以下の通りです。
    会計課、市民課、監査事務局、介護福祉課、水道部(業務課、工務課)、市民会館・公民館、企画政策課、ごみ対策課、生活福祉課、財政課、清掃センター、庶務課、建設課、子供ども子育て支援課、契約管財課
  • 監査員は、昭島市職員12名、府中市職員2名、調布市職員2名、日野市職員2名、市民2名でそれぞれ監査チームを作り内部監査を行いました。
  • 各監査チームは監査チーム毎に質問を考え、内部監査を行いました。
  • 内部監査の結果、次のような推奨事項(監査を受けた課がアイデアのある効果的なEMS活動を実施していて、他部署にも良い事例として紹介したいもの)が20件、注意事項(不適合までは至らないが、是正した方がよいもの)が1件、不適合(EMS文書ルールに合致していない、環境法令順守違反が発生し、是正されていないなど)が6件抽出されました。

    主な推奨事項(一部抜粋)

    会計課
    EMS適用範囲外の事業者(指定金融機関)に対してもポケットマニュアルを配布するなど、EMS活動への理解と協力を得ている。
    ・エコキャップの回収に際し職場のみならず家庭にも協力を得るようにしているなどEMS活動を職場以外にも広げている。

  • 介護福祉課
    ・裏紙使用の徹底だけではなく、なるべく紙を使わないように、印刷時に「両面印刷・集約印刷」を積極的に設定しているとのことである。業務の都合上、紙使用の削減は難しい部分もあるが、できる限りの努力を行い、1枚でも削減しようとする姿勢は大変見習うべきものであり、推奨事項としたい点。

  • 水道部業務課
    ・よく陽のあたる場所に、ゴーヤを始めとするグリーンカーテンを設置していた。また、雨水を使用して水遣りを行っているとのことであり、植物も大変丁寧に育成している様子が伺えた。環境及び景観に配慮した空間作りに成功しており、推奨事項としたい点。
    ・職場のデスクやキャビネットの上が整理整頓されており、来客者に心地よい印象を与える場となっていた。また、ゴミの分別を細分化して行っており、再資源化への高い意識を一人ひとりが持っている点について大変素晴らしく、推奨事項としたい点。 など

  • 水道部工務課
    ・エコバッグの使用を課として推進しており、誰でも使えるエコバッグだけでなく、使用しないレジ袋を一つの大きな袋に纏め、誰でも自由に再利用できるよう設置してあった。他の職場でもすぐできる環境への取り組みであり、レジ袋削減に大きく貢献できると思われるため、推奨事項としたい。また他課でもすぐに実行していくべき取組として紹介したい点。
    ・課の環境目標、第一種特定製品の簡易点検月を大きく印刷し、壁面に張り出しを行っていた。課内だけでなく、業務委託先の職員も常に目にする場所であり、働いている全員が常にEMSを意識できるよう、環境を整えている点について推奨事項としたい点。

  • 企画政策課
    紙の削減について、ボックスに目盛を付ける等独自の取り組みを行う事により、廃棄するごとにそれを実際に目で見ることにより取組に対して、一人ひとりが再確認するきっかけになっているように思われる点。

  • ごみ対策課
    子どもたちにひまわりの種まきをしてもらいひまわり畑となったところで迷路を楽しむ等、市域へも目を向けた取り組み行っている中で、土に直接触れて生き生きとした表情豊かな子ども達をみることで職員の励みにもなるのはとても良いことだと思う点。

  • 建設課
    進行管理表の対象事業を決めるときに、3000万円以上3月以上という対象基準のみで決定するだけでなく、より長期の工期の事業を対象とすることにより環境影響波及効果が増大するように考慮している。EMSの意義を十分に咀嚼し、より高い基準や効果を図ることは市全体の模範となる取り組みである点。

  • 契約管財課
    全庁管理の側面から、わかりやすいごみの分別マニュアルを自ら作り広めていることは、所属課の範囲を超えたEMSの浸透のために特筆すべき努力であり推奨に値する点。

  • 子ども子育て支援課
    環境目標の達成に関して、急ブレーキの是正や積載量の軽量化などの所謂エコドライブを実施している。燃料使量の削減は走行キロ数のそれが有効と捉えやすいが、エコドライブでも十分な効果を得ることができると実践していることは、全庁的にも推奨すべきである点。

  • 環境課
    管理職机横の目立つ箇所に、職場内で共有して使用することができるエコバックを複数設置しており、誰でも気軽に使える取り組みをしている点については、レジ袋削減への取り組みとして有効であると評価でき、推奨事項としたい点。
    昨年度より、新規にリユース食器の貸出し事業(自治会等に10個以上から無料貸出し)を行っており、夏祭り等で大量に発生するゴミの減量やCO2の削減(食器1個あたり55グラム)に取り組む点は推奨事項としたい。是非全庁的にPRして認知度を高めてもらい、今後の利用者増に期待したい点。


注意事項

  • 清掃センター
    研修記録等の書類の日付欄や決裁欄が未記載や未決済であった点。


主な不適合(一部抜粋)

  • 市民課
    マニュアル研修において、新任職員や異動職員に対して行うEMS研修記録簿が確認できなかった点。また、回覧により情報共有を図っているとのことだったが、出先職員(東部出張所)への周知が書面で確認できなかった点。

  • 市民会館・公民館
    30年度及び今年度研修実施記録が一部未作成であった点。

  • 庶務課
    平成30年度異動者への研修記録が無い。また、研修記録等の書類の日付欄の記載がないものがある点。

  • 生活福祉課
    EMS通信の回覧等により職員研修は行っていたが、「EMS研修実施記録」の記載がされていなかった点。

   令和元年度も府中市、調布市、日野市及び市民が加わった内部監査を行いました。市職員による監査チームとの連携をとりながら緊張感ある内部監査が実施されました。

EMS内部監査の様子

 

  • 監査の様子(契約管財課)

    監査の様子(契約管財課)

  • 監査の様子(会計課)

    監査の様子(会計課)


作成したチェックリストをもとに、監査チームと被監査部署職員による監査が実施されました。

  • 監査の様子(ごみ対策課)

    監査の様子(ごみ対策課)

  • 監査の様子(水道部)

    監査の様子(水道部業務課・工務課)

環境コミュニケーションセンターをはじめ、様々な庁内施設の視察を行いました。
水道部などフロン類を含む機器を保有する部署では、監査チームによる機器の点検実績や管理状況の確認が行われました。

お問い合わせ先

環境部 環境課 計画推進係(2階7番窓口)
郵便番号:196-8511 昭島市田中町1-17-1
電話番号:042-544-4331(直通)
ファックス番号:042-544-6440

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