水道部の取組み
更新日:2021年10月8日
事業概要
水道をとりまく状況
昭島市の水道は昭和29年に給水を開始して以来5期にわたる拡張事業を経て、現在は行政区域内100%の給水を行っています。人口の増加や経済の発展に伴い続けてきた拡張事業ですが、近年はこのような水道を取り巻く情勢も大きく変化をしています。第1期の拡張事業竣工から45年あまりを経過した現在においては、水道施設の多くが老朽化しつつあり、その更新が課題となってきています。今後は計画的な施設の更新や水道管の耐震化などを実施しながら、安全な水を将来に渡り安定して供給することが重要になっています。
概況
本市の水源は100%地下水を使用しており、市内にある20個所の深井戸から汲み上げています。この原水を滅菌消毒後、東部・西部・中央配水場の3個所から市内全域に給水しています。
令和2年度概況
- 人口及び給水量
給水人口:113,541人
普及率:100%
1日平均給水量: 35,107立方メートル
1日最大給水量: 39,210立方メートル - 水源(地下水)
施設:東部系14個所、西部系6個所
種別:深井戸(深さ150から250メートル) - 浄水
施設:東部・西部配水場次亜塩素注入設備
方法:塩素滅菌 - 配水池
東部配水場 容量:5,200立方メートル
西部配水場 容量:8,420立方メートル
中央配水場 容量:15,000立方メートル - 管路
導水管 延長:約10,139メートル
送水管 延長:約2,504メートル
配水管 延長:約263,928メートル - 職員
職員数:25人
経営の仕組み
水道事業会計は、お客様に水を売って得た収益(収入)と、水をお客様に送るためとその料金を集めるための費用(支出)を表した「収益的収支」と、収益活動を行うための施設を整備・建設するための収支を表した「資本的収支」の二つの予算があります。
昭島市水道部の事業収入は、その大部分をお客様からの水道料金で賄われています。昭島市の水道水は地下水100%のため、汲み上げた地下水をきれいにするための処理がほとんど必要なく、浄水のための費用が少なくて済むため、毎年一定程度の利益を得ることができます。この利益を積立金に貯えて施設の整備・建設に使用しています。
水道部 業務課 業務係
郵便番号:196-0025 昭島市朝日町4-23-28
電話番号:042-543-6111
ファックス番号:042-543-6118