浴室のタイルや便器の内側がピンク色になっていますが、どうしてですか?
更新日:2014年9月17日
浴室のタイルや便器の内側がピンク色になっていますが、どうしてですか?
浴室のタイル、便器の内側などは水が貯まりやすく、石鹸カスや湯あか、汚物などで汚れやすいため、そこに空気中の雑菌やカビが付着し繁殖しやすくなっています。これらの雑菌、カビの中には黒色やピンク色などの色素を作るものがあります。特にピンク色を作る菌は「メチロバクテリウム」というもともと土壌の中にいる菌が風にのって窓から入り込み湿度の高い浴室などで繁殖したものです。この現象は水道水が原因ではなく、空気中の雑菌により起こるものですので、普段から浴室などの水まわりをよく乾燥させることが大切で、もし付着物が発生した場合は付着物をよくふき取り、漂白剤や消毒用アルコールなどで消毒すればある程度再発は防ぐことができます。
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