市長あいさつ

 あけましておめでとうございます
　謹んで新春のお慶びを申し上げます。日頃より市政各般にわたり、ご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
　昨年は、6月に公表された「住みよさランキング2023」において、全国812の市区の中で、昭島市は総合評価が15位、快適度では2位を、「子育てしやすい自治体ランキング（東京圏）」では13位の高評価をいただきました。いずれも市民の皆様による「住んでみたい、住み続けたいまち昭島」のまちづくりへのご協力の賜物と深く感謝いたします。
　一方、社会経済状況に目を向けると、新型コロナウイルス感染症の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症とされたこともあり、市内でもさまざまな事業が再開されておりますが、長引く物価高騰の影響などにより、市民の皆様の暮らしは依然としてたいへん厳しい状況に直面していると実感しております。
　こうした中、国の経済対策として住民税非課税世帯に対する生活支援特別給付金支給事業を実施するほか、市独自の生活支援策として、昨年6月までの10か月間実施した水道料金及び下水道使用料の基本料金の減免を、国の交付金及び市の基金を活用し、1月から4月の検針分まで再度実施してまいります。引き続き市民の皆様や市内事業者に寄り添い、必要な施策について機を逸することなく実施してまいります。
　さて、昭島市は本年5月1日に市制施行70周年を迎えます。昨年12月には、市民の皆様とともに平和について考えるプレ事業を開催しました。これまでの本市の歩みを改めて振り返り、先達のご尽力に感謝申し上げますとともに、70周年記念ロゴマークを活用したさまざまな記念事業を通じて、市民の皆様とともに誇りと愛着を持てるまちづくりを進めてまいります。
　本年も総合基本計画に掲げた将来都市像「水と緑が育む ふるさと昭島 ～多様性と意外性のある楽しいまちを目指して～」の実現に向けて、初心を忘れることなく、持てる力を傾注していく所存です。
　市民の皆様におかれましては、まちづくりに積極的にご参画いただき、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
　結びに、新しい年が皆様にとりまして明るく実り多き年になりますよう心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。