(4)まちづくりの展開
更新日:2022年4月28日
(1)市民との協働によるまちづくり
都市の活力は、一人ひとりの市民や広範な団体の活動、あるいは企業のさまざまな営みなどによって生み出されています。まちをより豊かで活力に満ちたものにしていくため、市民、団体、企業、行政などが、それぞれの役割と責任を明確にしながら連携し、協働してまちづくりを進めます。
(2)まちづくりの視点
住むまちがふるさととして愛され、そして住み続けたいと思われるには、そこに住む市民が安全に、安心して暮らせなければなりません。また、市民が互いに尊重しあい、そしてまちが個性豊かに輝き、次世代のためにも持続していけることが必要です。
まちづくりの推進にあたっては、常に次の四つの視点を大切にします。
1.安心・安全への配慮
都市は、そこに住む人たちの快適な活動を支えるだけでなく、いのちや暮らしを守る場でもあります。まちづくりにも災害への対応などをはじめとして安全性の確保が強く求められています。だれもが安心して、安全で快適に暮らすことのできるまち、そしていつまでも住み続けられるまちを築くため、安心・安全への視点を大切にします。
2.ノーマライゼーション理念の実現
豊かな地域社会とは、住む人すべてが互いに尊重され、等しく平和ななかに幸せに暮らせる社会であるといえます。
国籍や性別、年齢、心身の障害や信条などに関わりなく、市民一人ひとりの人権が大切にされ、お互いの理解と尊重のうえに共に暮らし、共に生きることができるまちを目標に、ノーマライゼーションの理念をいかします。
3.循環と共生のまちづくり
地球温暖化やオゾン層の破壊をはじめとする地球規模での環境問題が深刻化しています。この美しい地球をこれ以上けがすことなく、次世代に引き継いでいく責務を私たちは負っています。
限りある資源の有効活用をはかり、環境への負荷を可能な限り低減させる努力を市民と共に重ね、また多摩川や湧水、河岸段丘の崖地などの貴重な自然をいつまでも大切に守っていくため、循環と共生の視点を基本に置きます。
4.個性と魅力の創造
人びとの価値観も大きく変化し、まちづくりにも機能性や利便性だけでなく、快適さや心地よさが求められています。
地域が育んだ歴史や伝統がいかされ、文化が香り、そして心の豊かさが実感でき、市民の感性がいきいきと輝くまちを築くため、まちづくりにも個性と魅力に富んだ質の高さを追求します。
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