令和3年度第4回国内における米軍機からの降下訓練について(令和4年1月25日掲載)
更新日:2022年1月25日
標記の件について、防衛省北関東防衛局より口頭による情報提供がありました。この情報提供を受けて横田基地周辺市町基地対策連絡会は国に対して別紙のとおり口頭要請を実施しました。
北関東防衛局からの口頭による情報提供内容
米空軍機を活用して固定翼機からの降下回数の増加を図り、空挺作戦に必要な戦術技量の向上を図るため、令和3年度第4回国内における米空軍機からの降下訓練を実施します。訓練概要については次のとおりです。
期間
令和3年1月25日(火曜日)~27日(木曜日)を予定(予備日含む)
実施場所
- 東富士演習場にて、米空軍機を活用した空挺降下訓練及び物資投下訓練を実施。
- 陸自隊員を米空軍機に搭乗させるため米軍横田基地の使用予定。
参加規模
- 第1空挺団 約750名(降下人員約450名)車両約20両
- 米空軍機C―130J×14機
その他
- 米空軍機から降下するのは陸上自衛隊員であり、米軍人の降下はありません。
- 詳細については、別紙(陸上自衛隊ニュースリリース)のとおりです。
陸上自衛隊ニュースリリース令和3年度第4回国内における米軍機からの降下訓練について(PDF:239.3 KB)
令和3年度第4回国内における米空軍機からの降下訓練について(口頭要請)
要請日
令和4年1月24日(月曜日)
要請先
北関東防衛局長
要請元
横田基地周辺市町基地対策連絡会
要請内容
国内における米空軍機からの降下訓練の実施に当たり、横田基地所属の航空機が人員輸送のために使用されるとの情報提供がありました。
令和4年1月21日から2月13日までの間、東京都にまん延防止等重点措置が適用されていることから、基地周辺住民においては、不要不急の外出・移動の自粛などとあわせて、引き続き、学校・職場・自宅等での窓を開けての換気対策を実施しているため、航空機騒音等の影響が大きくなっております。貴職におかれましては、このような状況を御理解いただき、訓練に関わる自衛隊に周知するとともに、米軍横田基地に申し入れるよう次のとおり要請します。
- 現在、米軍横田基地において、新型コロナウイルスの感染者が急増している。また、他県においては感染が確認された基地関係者からの市中感染が拡大しているという可能性が指摘されており、横田基地においても同様の事態が起こることが強く懸念される。
訓練の実施に当たっては、基地周辺住民への影響がないよう感染予防対策について徹底して取り組むとともに、国の責任において、周辺住民に十分な説明をすること。 - 訓練直前の情報提供では、周辺住民への周知が十分に行えないことから、周辺住民への不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。
- 騒音が大幅に増加することがないよう周辺住民に十分に配慮すること。
- 市街地上空での低空・旋回訓練は行わないこと。
- 基地外に影響を及ぼさないよう安全対策に努めること。
- 通常の運用時間帯以外での航空機の運用を極力実施しないこと。
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