岩泉町への救援隊及び物資の輸送(報告)
更新日:2014年11月01日
東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を受けた交流都市である岩手県岩泉町の災害復旧に向け、 本市職員3名が現地に出向き、本市の備蓄食糧・物資を提供しました。
岩泉町のうち津波による被害を受けた地域では、約130棟が倒壊し、約360名の町民が避難生活を送っています。物資等を運ぶ道路が寸断されているため、主に食糧が不足しているとのことです。
救援隊は、これらの状況及び今後も引き続き支援が必要であることを市長に報告しました。
- 【派遣期間】 平成23年3月19日から3月21日まで
- 【派遣場所】 岩手県下閉伊郡岩泉町
- 【派遣職員】 3名
救援活動内容
町内の備蓄倉庫に救援物資を届けました。
岩泉町役場到着後、北川市長をはじめ、市議会議員、市職員からの見舞金200万円を伊達町長に手渡しました。
津波の被害を受けた小本支所
津波により手の位置まで水没しました。
小本港地区の様子
支援物資
備蓄食糧
品名 | 数量 |
---|---|
カンパン | 18箱 432缶 |
サバイバルクラッカー | 30箱 1,260食 |
サバイバルチキンシチュー | 18箱 1,512缶 |
アルファ米(白飯・五目) | 18箱 900食 |
おかゆ(白飯・梅) | 9箱 460食 |
けんちん汁 | 6箱 1,080食 |
とん汁 | 3箱 540食 |
備蓄物資
品名 | 数量 | ||
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生理用品 | 15箱 360袋 | ||
幼児用紙おむつ | 58箱 232袋 | ||
大人用紙おむつ | 14箱 56袋 | ||
尿とりパット | 14箱 56袋 | ||
毛布 | 9箱 90枚 | ||
カレンダー | 600本(市内の企業等より支援) |
また、市内大手スーパーの東北地方にある災害対策本部を通じて、帽子、トレーナーなどを送ることも手配しました。
昭島市と岩手県岩泉町の交流関係
昭島市と岩泉町は、平成5年に開催されたTAMAらいふ21・昭島の日の「名水サミット」に岩泉町が参加したことをきっかけに交流を深めています。平成7年からは、市内の小学生と岩泉町の小学生が互いにホームステイをしたり、岩泉町の鍾乳洞探検や昭島市のくじら祭りに参加したりする小学生国内交流事業が行われています。このほか、昭島市の産業まつりには、岩泉町の方々が特産品を販売されるなど、交流が行われています。
また、平成22年4月からは、職員の人事交流が始まり、互いに1名ずつ職員が昭島市・岩泉町で勤務しています。
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