麻しん風しん混合予防接種(MR)
更新日:2024年3月19日
麻しんは、予防接種がもっとも有効な予防法といえます。定期予防接種の年齢に達したら、すみやかに医療機関を受診し、ワクチン接種を受けましょう。
- 麻しんの抗体検査や、定期予防接種以外で予防接種が受けられる医療機関について、市では把握しておりません。医療機関へ個別にお問い合わせください。
- 風しんの抗体検査等は無料で受けられる場合があります。詳しくは以下のページをご確認ください。
男性の風しん定期接種
風しん抗体検査費用助成(19歳以上任意)
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染・発症する、感染力が非常に強い病気です。特別な治療法はないため、かかった場合は症状を軽減するための治療(対症療法)が行われます。
おもな症状は高熱、せき、鼻水、目の充血、目やに、発疹です。最初の3~4日間は38度前後の熱が出て、一時治まりかけたかと思うと、39~40度の高熱とともに発疹が出ます。
全身の免疫力が低下するため、肺炎や中耳炎などの合併症を引き起こすことがあり、脳炎を発症することもあります。
風しんとは
風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気で、三日ばしかとも呼ばれます。主な感染経路は飛沫感染ですが、接触感染も起こることがあります。
2~3週間の潜伏期間(感染してから症状が現れるまで)の後、軽い風邪症状が始まり、発疹、発熱、リンパ節の腫れなどが現れます。合併症としては、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。
大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長いなど、子どもより重症化することがあります。
妊娠初期に風しんウイルスに感染すると、流産・死産の原因となるほか、出生児が難聴、白内障、心臓病などの先天性風しん症候群を発症することがあります。
接種時期
麻しん風しん混合ワクチン(MR)の予防接種は1期と2期の全2回です。
MR | 接種推奨時期 | 接種回数 | 無料接種の対象 |
---|---|---|---|
1期 | 1歳の期間 | 1回 | 1歳から2歳未満(2歳の誕生日の前日まで) |
2期 | 来年度、小学校入学予定のかた | 1回 | 小学校入学の前年度(4月から3月末まで) |
- 1歳になったらなるべく早く第1期の予防接種を受けるよう努めてください。
- 麻しんワクチンも風しんワクチンも1回の接種で95%以上の子どもは免疫を得ることができますが、つき損ねた場合の用心と、年数が経って免疫が下がってくることを防ぐ目的で、第2期の接種が行われるようになりました。第2期の接種も年齢が来たら早めに受けるようにしてください。
- 平成20年度より5年間の時限措置で行われていた第3期(中学1年生対象)、第4期(高校3年生対象)は平成24年度で終了しています。今年度中学1年生、高校3年生のかたは対象ではありませんのでご注意ください。
指定医療機関
子どもの予防接種と市内医療機関一覧をご参照ください。
接種方法
当日は「母子健康手帳」と「予診票」をお持ちください。予診票は指定医療機関にも置いてあります。
- 立川市・小平市・小金井市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市・武蔵村山市の指定医療機関は、乗り入れを行っているため昭島市民のかたでも接種ができます。これらの市で接種を希望される場合は、予診票は昭島市のものを持参してください。予診票をお持ちでないかたは、あいぽっくへ直接取りに来ていただくか、下記へ電話で請求していただければ後日郵送することも可能です。
- 昭島市から転出された場合は、昭島市が発行した予診票は使用できません。
転出した方は、接種を受ける前に転入先の行政機関に転入の手続きをし、転入先で接種を受けてください。なお、市外に転出しているにもかかわらず、昭島市が発行した予診票を使用して接種を受けた場合は、接種費用の全額を自己負担していただくことになりますのでご注意ください。
他の予防接種との間隔について
令和2年10月に予防接種の接種間隔に関する決まりが変わり、注射生ワクチンを接種後に注射生ワクチンを接種する場合を除いて、次の日には別の予防接種が受けられるようになりました。麻しん風しん混合ワクチンは生ワクチンなので、次に接種するワクチンが注射生ワクチン(水痘など)の場合は、今までどおり27日以上の間隔をあけて接種をしてください。
保健福祉部 健康課 健康係
郵便番号:196-0015 昭島市昭和町4-7-1
電話番号:042-544-5126
ファックス番号:042-544-7130